アクション

ラストマン・スタンディング

ここは無法者の町。ここでの掟はただ一つ・・・。自分の身は自分で守れ

ストーリー:テキサス州ジェリコ。まともな人間なら避けて通るこの埃にまみれた町に、訳ありの殺し屋ジョン・スミス(ブルース・ウィリス)が姿を現す。そこは禁酒法時代の2組のギャングがにらみ合う、暴力が支配する土地。だがスミスにとって、ジェリコはおあつらえ向きの場所だった。なぜならこの男は、血で血を洗う抗争、の双方に肩入れして、漁父の利を得る術を知っていたから・・・。

出演:ブルース・ウィリス、ブルース・ダーン、ウィリアム・サンダーソン、クリストファー・ウォーケン、デヴィッド・パトリック・ケリー、カリーナ・ロンバード、ネッド・アイゼンバーグ、マイケル・インペリオ、レスリー・マン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 「丸腰のヤツを背中からは撃たねぇよな」

都会派ハリウッドスター(ウィリス&ウォーケン)、都会派悪党(ギャング)が荒野で戦う、よくよく考えてみると不思議な舞台設定。ダイ・ハードのイメージが強すぎるからか、最後まで荒野にブルース・ウィリスは違和感ありまくりだったものの、雨霰と銃弾が飛び交うアクションシーンは凄まじい。そして、当代随一の「怪優」クリストファー・ウォーケンがアイリッシュ・ギャングの殺し屋(ライバル役)を演じる。大柄な体に向こう傷、残虐非道とブルース・ウィリスが食われるほどの存在感。タイトルの台詞がまぁカッコいいこと。極上のウェスタン・ギャング映画をお楽しみください。

★★★☆☆  キライではないんですけどね

ガバメントを両手に握り、まるでキャノン砲のごとくぶっ放すブルース・ウィリスの姿自体はイケてますが、肝心のストーリーが薄い。 二組のギャングがあまりギャングっぽくなく、むしろ小物感がそこはかとなく漂っています。まあこの点は、大きな都市でのし上がることができなかったグループなので、これでいいと言えばいいのですが、もう少しこのギャング達には、アクの濃さが欲しい所ですね。唯一人、クリストファー・ウォーケンの存在感だけはヤバイ感じが出ており、そこは見ものと言えます。 肝心の主人公であるブルース・ウィリスも、二つのグループをうまく渡り歩いて甘い汁を吸おうと企むような「ワルイ奴」感がなく、どちらかというとイイ人な雰囲気が出てしまっていますね。まあそれで、作中痛い目に遭ってしまうのですが・・・。酒場のオヤジが結構いい味を出しており、この人はなかなか好きなんですが、もう少しメインの登場人物達の味付けにコッテリ感が欲しい所です。 それにしても、エンディングロールのライ・クーダーの音楽「サンクチュアリ」はとてもいいですね。

作品の詳細

作品名:ラストマン・スタンディング
原作名:Last Man Standing
監督:ウォルター・ヒル
脚本:ウォルター・ヒル
公開:アメリカ 1996年9月20日、日本 1997年2月8日
上映時間:101分
制作国:アメリカ
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