コメディー

アンソニーのハッピー・モーテル

完璧なる強盗計画。この作戦に間違いはなかったのに・・・

ストーリー:精神療養施設から”退院”したばかりのアンソニー(ルーク・ウィルソン)は、彼が”脱走”してきたと信じ込む少々ネジの外れた相棒、ディグナン(オーウェン・ウィルソン)による強盗計画に巻き込まれてしまう。ディグナンの頼りは大物犯罪者のヘンリー氏だったが、彼らの犯罪が予定通りに進むはずも無く・・・。

出演:ルーク・ウィルソン、オーウェン・ウィルソン、ネッド・ダウド、シェア・フォウラー、ヘイリー・ミラー、ロバート・マスグレーヴ、アンドリュー・ウィルソン、ブライアン・テネンバウム、ジェニ・トゥーリイ、ジェームズ・カーン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ どこかみんなまともじゃない登場人物たち

ウェス・アンダーソン監督の映画は、私のツボにハマらないものと、しっかりハマるものとなぜか分かれちゃうんですがこれは面白かった~。例によってちょっと温めのユーモアと、独特のハズれた雰囲気の漂う映画でしたが、ディグナンのこれからの人生の長期計画なるものが発表(?)された最初のころから、なんだかもう可笑しくて。展開は淡々と。強盗をするというのにスピード感はなし(^^ゞ でも、その脱力系なところが良かったです。こういうダメっぽい人間を、この監督さんは独特の脚色でうま~く表現しますね~。『天才マックスの世界』と『ライフ・アクアティック』での人間描写とか展開は、今ひとつ私には合わなかったんですがやっぱりすごいな、とは思ったし、この映画と『イカとクジラ』『ロイヤル・テネンバウムズ』での登場人物の描き方と展開は、妙にツボにハマっちゃいました。細かな小道具にも凝ってたなぁ、と思いました。鼻の絆創膏とか ユニフォームとか。ダサダサの登場人物たちが、妙にかっこよく見えたり、妙に素敵だと感じたりした作品でした。

作品の詳細

作品名:アンソニーのハッピー・モーテル
原作名:Bottle Rocket
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン
公開:アメリカ 1996年2月21日
上映時間:91分
制作国:アメリカ
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