人生ドン底の男を救ったのは、3人の奇妙な男女だった
『プラダを着た悪魔』の監督があなたに贈る、愛が見つかるギフト
ストーリー:ニューヨークの広告代理店で成功を収めていたハワード(ウィル・スミス)。しかし彼は最愛の人を失い、深い喪失感に見舞われ、プライベートも仕事もやる気なし。 会社も危ない。同僚たちもそんなハワードと会社を心配していた。そんなある日、人生ドン底のハワードの前に3人の奇妙な舞台俳優が突然現れた。不可思議な言動をハワードに投げかける年代も性別も異なる3人。しかし、その出会いによってハワードに徐々に変化が・・・。
出演:ウィル・スミス、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、マイケル・ペーニャ、ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモア、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレン、アン・ダウド、メアリー・ベス・ペイル
視聴者の声【Amazonレビューより】
★★★★★ 名作としか、表現し難い…
演技もストーリーも文句なしです。離婚や死に別れ…それによる不仲や精神病。現代に良くある話かと思いきや、主人公はアップル社のスティーブ・ジョブズのような才能と行動力の塊と言うような人です。冒頭の社員への語りは、初めて観た時スティーブ・ジョブズを連想しましたが…2週目ではまだ浅いなと思いました。何度でも新しい発見のある作品です。初めは主人公の異常なほどの閉鎖ぶりと、それに伴う仲間達それぞれの想いの違いや個性に戸惑うかも知れませんが、序章が終わり理解していくとすーっと物語に惹き込まれます。最後にはどんでん返しをされた気分に陥り…涙どころか画面を見れないほどの涙でした。どのセリフも、登場人物の思いやりも、それを表現する俳優、女優さんの演技はそれはそれは圧巻でした。ストーリーで役者を雇うのですが、役者役を演じる女優、俳優の演技もすべてが素晴らしい。見ている側から「ストーリーに登場する役者」として役者らしい演技でありなおかつ、「主人公に接触し演技だと見破れない」とても繊細な演技でした。語彙力が無く申し訳ないが、とにかく素晴らしい。作品のすべてが愛おしい程の名作でした。特にお気に入りのセリフは空で言える程心に残りまして、手帳に書き込んであります。ここからはネタバレになりますが…幼い時に親代わりのおばさんを亡くした身としては、『時間』役の言葉がいちばん心に突き刺さりました。時間は、創造の愛と破壊の死の間にある…。時間はギフトだ。無駄にするな。時間は人が勝手に思い込んでるだけ…『時間』の役者が語るすべての言葉が心に刺さり、極めつけはラストの「子供は自分が産まなくったっていい。人生を共有出来れば。だから時間との戦いはまだ終わってない。」胸が熱くなりました。初めて観た時はとにかく涙が止まらなかったです。まだ若く時間のタップリある私でも心に強く響くのに、家庭すら持たず時間切れ間際と焦っていた彼女の心にはどう響いたのでしょう。3つの概念を演じた3人の役者と幼馴染とのストーリーでは、思っていることと口に出す言葉の違いが多くて、言葉足らずな部分を多く感じます。それは3組の「心のやりとり」を主軸に置き、思いやりを表しているのではと思います。2週目なんて、ストーリーが進むにつれて明かされていく「理由」を知っているので、序盤の折り合いのつかない3人組のそれぞれの会話に含まれた「経験から出る言葉」に涙がチョチョギレます。
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