スリラー

ゾディアック

1960年代から70年代にかけて少なくとも37人を殺害したと言われる連続殺人犯。犯行後に警察に自ら通報したり、新聞社に自身の情報を暗号にして送り掲載を迫ったり、犯行を予告するなど、自己顕示型犯罪の典型としも有名。映画『ダーティハリー』の犯人・サソリのモデルとしても知られている。アメリカの未解決犯罪史上、もっとも謎に満ちた事件を完全映画化!

ストーリー:1968年12月、アメリカ西海岸のとある静かな町で2人が射殺される事件が発生する。警察の必死の捜査も空しく、まったく手掛かりもつかめないまま、時間ばかりが経過する。そして翌年7月、第2の殺人事件が発生。しかも、犯人を名乗る男が自ら電話で警察に通報。以前の事件も自分の犯行だと表明してきたのだ。さらに、新聞社へ自身の素性を明かした暗号文を送り付け、掲載しない場合は無差別大量殺人を行うと通告する。逮捕のため、暗号解読に躍起になる警察とそれを嘲笑うかのように殺人を繰り返す犯人。警察は犯人逮捕の糸口をつかめるのか?警察とゾディアックの対決はクライマックスを迎えようとしていた・・・。

出演:ジャスティン・チェンバース、ロビン・タニー、ロリー・カルキン、シェルビー・アレクシス・アイリー、フィリップ・ベイカー・ホール、ブラッド・ヘンケ、レックス・リン、ウィリアム・メイポーザー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 実際にあった連続殺人の話です

大学生のころに参考文献を読んだなあ〜と、かなり軽い気持ちで作品を見に行ったのですが、すごくサスペンスとして素晴らしい出来になっていて、良かったです。現実にあった話がモチーフなのにどんどん劇的なことが起こって、謎解きもすごくワクワクするし、犯人を追い詰めようとするシーンにはどきどきするし、殺人シーンはホラー仕立てになっていて、ゾクゾクしながら楽しめます。さらに随所にちりばめられているユーモアの入れ方とか、さすがはアメリカの映画というカンジが久々に。映像がまたものすごくきれい、1969年の事件なのですが、程よく古いその風景がまた懐かしく、そして空気の匂いまで見えるような美しい映像・・・実際に会った話なので、物語は多少消化不足というか、いろいろ判らないままのところもあるのですが、そこがまたリアリティがあって、サスペンス好きな方にはお勧めです、セブンの監督なので、ちょっとムードが似ています。セブンがお好きな方は是非!!

★★★☆☆ 新しい発見がなかった

未解決の実際におきた殺人事件が元になっているためか、実際にどんな捜査がおこなわれたか、中途半端な描き方におわったようだ。ある夫婦が犯人が送りつけた謎の手紙を解読したと発表したシーンがあった。ほんとうにそうだったとすれば、もっと大きく扱ってもいいと思うのだが、素通りしている。 警察が実際にはどこまで真相にせまったかは、わからないのだが、もっと資料を探索して地道な捜査の進み具合を描いていれば、すぐれた作品になっていただろう。やはりわかりませんでしたでは、あらためて映画化する意味はうすいのではないか。これはデビッド・フィンチャー作品にも言えること。 ただし、一応はおもしろい映画だった。マット刑事役のジャスティン・チャンバースは風貌もそれらしかったし、その息子は鋭い発見をするにふさわしかった。

作品の詳細

作品名:ゾディアック
原作名:The Zodiac
監督:アレクサンダー・バークレー
脚本:アレクサンダー・バークレー
公開:アメリカ 2006年3月17日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
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