ナチス製ゾンビが暴れまわる迫力のホラー・アクション!
ストーリー:1936年、ウェスト・バージニア州タウン・クリーク。その地に住むドイツ系移民のヴォルナー家に、第三帝国から1人の客員教授を泊めて欲しいとの接触があった。金に困っていた一家はリヒャルト・ヴィルト教授を迎え入れる。だが第三帝国がオカルトに手を染めていることや、ヴィルトの帯びた密命により今後何十年間も拘束されることになろうとは、その時は知るよしもなかった。そして70年以上経った現代、エバン・マーシャル(ヘンリー・カヴィル)の兄であり、2年前にタウン・クリーク近郊で謎の失踪を遂げたビクター(ドミニク・パーセル)が、彼を監禁していた者から逃れ、興奮した様子で帰ってきた。エバンは何も訊かず、兄の言う通りライフルに弾を込め、ボートに荷物を積み、ビクターと共にタウン・クリークへと引き返す。人知を越えた恐怖を相手に、復讐を果たすために・・・。
出演:ヘンリー・カヴィル、ドミニク・パーセル、エマ・ブース、マイケル・ファスベンダー、レイナー・ウィンケルヴォス、ラズロ・マトレイ、ジョイ・マクブリン、シェー・ウィガム、リン・コリンズ
★★★★☆ 狙い通りの亜種ゾンビ映画
本来の、死者を蘇らせるという意味でのゾンビ映画です。ナチやヒトラーをからめているものの、その意味はあまり感じられません。無理にヒトラーを取り入れたがために、損をしているように思えました。馬のゾンビや、死者がしゃべったり意識があるなどの特異性はあるものの、それもあまり活されていません。いかんせん迫力不足なのは、登場人物の少なさ。ドミニク・パーセルは、B級ホラー街道まっしぐらで、今後の俳優人生が見えてきましたが、それでも彼一人で引っ張るのはちょっと力不足です。それで、数多の凡百のオブデッド系ゾンビ映画と比べれば、はるかに良い出来です。あくまで★四つなのは、それらのゾンビ映画と比べてということです。いかにも続編を作りたい終わり方ですが、もっと弾けないと続編は厳しいでしょうね。
作品の詳細
作品名:ブラッド・クリーク |
原作名:Blood Creek |
監督:ジョエル・シュマッカー |
脚本:デヴィッド・カイガニック |
公開:2009年9月18日 |
上映時間:90分 |
制作国:アメリカ |
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