スリラー

プリズナーズ

『羊たちの沈黙』『セブン』を越える極上のサスペンス・スリラー

ストーリー:ペンシルヴェニア州で小さな工務店を営むケラー(ヒュー・ジャックマン)の幸せに満ちた日常は、何の前触れもなく暗転した。感謝祭の日、6歳の娘アナがひとつ年上の親友と一緒に外出したまま、忽然と消えてしまったのだ。まもなく警察は青年アレックス(ポール・ダノ)を容疑者として拘束するが、自白も物証も得られず2日後に釈放。刑事ロキ(ジェイク・ギレンホール)の生ぬるい対応に不満を隠せないケラーは、アレックスがふと漏らしたひと言から、彼が犯人だと確信し、自らの手で口を割らせようとする。最愛の娘を取り戻したい一心で、法律とモラルの一線を踏み越えていく父親。粘り強い捜査によって、新たな容疑者の存在を突き止めていく刑事。もがけばもがくほど混迷が深まるこの難事件の背後には、想像を絶する闇が広がっていた・・・。

出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノ、ヴィオラ・デイヴィス、マリア・ベロ、テレンス・ハワード、メリッサ・レオ、ディラン・ミネット、ゾーイ・ソウル、ウェイン・デュヴァル、レン・キャリオー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 長いけど終始緊張感のある傑作サスペンス。

誘拐された娘を助けたいが為に暴走する男と不甲斐ない警察にやり切れなさで身もだえる前半と、複数の事件が思いもよらない展開を見せる後半の見せ方が巧い。脚本の良さと個性は無いけど腕のいいヴィルヌーブ監督の演出が光る傑作サスペンスでした。

★★★★☆ シンプルに面白い!

この手の作品が好きな方には、展開は読めてしまうと思います。犯人も伏線も、わかりやすい。それでも十分面白かった。内容は決して楽しいものではないですが。最後のシーン、好きです。

★★★★☆ 久しぶりに見入った!

犯人が非常に分かりにくく、ラストまで検討も付かなかった。途中、何度か登場人物の行動にイライラしたが、それもこの映画のストーリーの重要な部分だろ。しかし、最後の終わり方はなぁ・・・その後が気になる。

★★★☆☆ 役者はうまいのですが。。。残念

ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの共演ということで期待して見始めたのですが、途中から「あり得ない!」と思う場面が続出でした。それでも犯人の動機が知りたくて最後まで観ましたが、終わり方がスマートだった割には途中が間延びしていた気がします。ともかく、刑事の単独行動が多すぎます。あんな無謀な捜査があるはずないし、犯行現場(と思しき所)と証拠品を荒らしすぎです。科学捜査という部分が微塵もないから、別の意味で「危ない」と思いました。その上、どう考えても救急車を手配すべき時に、自ら目がよく見えない状態で闇雲に車を飛ばして病院を探すなんていう信じられないシーンもありました。あれは、ほぼ自殺行為です。それでも、ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールは迫真の演技を見せてくれました。それと、あの『リトル・ミス・サンシャイン』の優しいお兄ちゃんを演じた俳優ポール・ダノも。この三人だったらもっと上質のサスペンスができただろうに、と残念でなりません。

作品の詳細

作品名:プリズナーズ
原作名:Prisoners
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:アーロン・グジコウスキ
公開:アメリカ 2013年9月20日、日本 2014年5月3日
上映時間:153分
制作国:アメリカ
製作費:4600万ドル
興行収入:1億2200
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