自殺に失敗して病院で目覚めたベロニカは、あと数日の命だと宣告される。死を覚悟したとき、人生の秘密に触れた女の物語
ストーリー:ベロニカ(サラ・ミシェル・ゲラー)は全てを手にしていた。若さと美しさ、素敵なボーイフレンドたち、堅実な仕事、そして愛情溢れる家族。でも彼女は幸せではなかった。何かが欠けていた。ある朝、ベロニカは死ぬことに決め、睡眠薬を大量に飲んだ。だが目覚めると、そこは精神病院の中だった。自殺未遂の後遺症で残り数日となった人生を、狂人たちと過ごすことになってしまったベロニカ。しかし、そんな彼女の中で何かが変わり、人生の秘密が姿を現そうとしていた・・・。
出演:サラ・ミシェル・ゲラー、ジョナサン・タッカー、エリカ・クリステンセン、デヴィッド・シューリス、メリッサ・レオ、フロレンシア・ロザーノ、エイドリアン・マルティネス
★★★★★ 人のいい映画です
展開はそんなに凝ってないけども、気持ちに寄り添って生き辛い世界に抗って負けてしまった少女のような女性を丹念に描いているので、観た後気分が晴れます。これが映画なんだ、と。
★★★★☆ 感慨深い
舞台設定の違いもあってか、邦画版に比べるとより原作の雰囲気に近いかなぁ。ただ主要人物の関係性がだいぶ浅いタッチで描かれていると感じました。終盤はベロニカとクロードとのシーンをメインに据えたちょっと意外な展開でした。ハイライト?とも思える例のシーンは特にエロいことも無かったですね。哲学的なテーマはしっかりと伝わってきます。死に直面して初めて生きてる実感が味わえるものなのでしょう。生かされていることへの感謝の念が湧き出ます。邦画版と見比べてみるのも面白いかも。
作品の詳細
作品名:ベロニカは死ぬことにした |
原作名:Veronika Decides to Die |
監督:エミリー・ヤング |
脚本:ロベルタ・ハンレイ |
原作:パウロ・コエーリョ『ベロニカは死ぬことにした』 |
公開:ブラジル 2009年8月21日 |
上映時間:103分 |
制作国:アメリカ |
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