スーパーヒーロー

ダークナイト ライジング

伝説が、壮絶に、終わる

クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベール主演による「バットマン」シリーズ第3弾!

ストーリー:ダークナイト(=バットマン)が夜の闇に消え、一瞬にしてヒーローから逃亡者となってしまったあの夜から8年。地方検事ハービー・デントの死の責任を一身に背負い、ダークナイトは、ゴードン市警本部長とともに目指した大義のために、すべてを犠牲にした。その嘘はしばらくの間、うまくいった。犯罪防止のために制定されたデント法の重圧を受け、ゴッサム・シティーにおける犯罪活動がことごとく潰されたからだ。そんななか、ひとりの狡猾な泥棒の登場をきっかけにすべてが変わる。猫のようなしなやかさをもつその怪盗は、その犯罪の真意も謎に包まれていた。しかし、ゴッサムとダークナイトにとっての真の脅威は、覆面テロリスト、ベインの出現だ。ゴッサムを恐怖のどん底に陥れるベインによって、ブルース・ウェインは自ら課した“潜伏期間”を切り上げざるを得なくなる。そして再びケープとマスクを身にまとうのだが、ダークナイトでさえも、ベインを倒すことはできないかもしれない・・・。

出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン、マシュー・モディーン、ジュノー・テンプル、リーアム・ニーソン、キリアン・マーフィー、ジョーイ・キング

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 最後の5分間見入ってしまった

最後の5分間見入ってしまった。これに尽きる。ラストの展開は最高でした。

★★★★★ 特級品の映画

ダークナイトと比べると話が冗長ですが、ノーラン版バットマン完結編としての最後の仕掛けは最高です。物語が続くのだろうなと言う感じのメッセージもファンサービス満点でした。バットマンビギンズを再度見直したくなる、ノーランお得意の時間感覚をずらす手法も健在でした。ノーランらしさを盛り込みながら、世界観を見事に表現してくれたバットマンシリーズでした。こんな特級品の映画は他に有りません。ノーラン版バットマン三部作だけ何度も見れれば幸せです。

★★★★★ キャットウーマンも出てきて乗り物もど迫力

バットと呼ばれるUFOのように飛び回る乗り物が凄い迫力で大活躍。キャットウーマンも出てきて活躍するし、バットマン・ビギンズからつながる流れの話になっていてストーリーも面白い。完全無敵じゃないところがソワソワさせられてまた良かった。

★★★★☆ ノーラン版「二都物語」

ノーラン監督によると、『ダークナイト ライジング』はディケンズの「二都物語」の影響を受けているという。「二都物語」は激動のフランス革命を背景に、無実の罪で20年牢獄にいたマネット医師が出獄し「人生に蘇る」ところから始まり、これが大きなテーマとなっているのだが、「ダークナイト ライジング」は、前作「ダークナイト」で友の罪を被り姿を消したバットマンが再び自らの使命を果たすため立ち上がるというストーリーである。さらに、悪役ベインが起こす反乱はフランス革命を思わせる(ディケンズはフランス革命を暴力的で粗野なものとして描いている)。隠された手紙による秘密の暴露、自己犠牲による救いなど共通点は数多い。ラストの独白は「二都物語」からの引用である。自己犠牲の動機が女性への愛ゆえである「二都物語」よりも、世界を救うためである「ダークナイト ライジング」の方がわたしは共感できたのだけれど、そういえばこっちにも、愛する女のためにとんでもないことを起こしてしまう純な男がいたのでした。

★★★☆☆ クローズ的乱闘は思わず笑ってしまった

主人公落ちこぼれすぎててびびった。前半ほとんど活躍しなかったのでいまいちこっちのモチベーションが上がらなかった。普通に他の女と寝ちゃうのにもショックだった(笑)あと、個人的には終始バットマンは頭が悪い印象だった。行き当たりばったり感というか・・・。からの、クローズ的乱闘は思わず笑ってしまった。演出として盛り上がるとは思いますけど、え?殴るの!?って感じだった。「ヒーローとは「少年の肩に上着をかけ、世界の終わりではないと励ますような男」」というセリフはかっこよかった。個人的なツッコミどころがありすぎて、ストーリーにもキャラクターにも入り込めなかった。

★★☆☆☆ 陳腐さが否めない

前2作と比べた時、余りの陳腐さに呆れてしまいます。CGを使うにしても人を動員するにしても、どちらも極端に過ぎます。丁度間にあるべき「人と人との関わり」がほぼ描かれていません。こう言うシリーズは、続けて行くとどんどん質が低下して来るのが通常ですが、バットマンもそうだったのだと思うと残念です。大変時間が迫っている時に愛や物語を語る等、アメリカ映画にありがちなシーンを観ると本当に興醒めします。唯、全く評価できなかった訳ではないので★2となります。

作品の詳細

作品名:ダークナイト ライジング
原作名:The Dark Knight Rises
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン
公開:アメリカ 2012年7月20日、日本 2012年7月28日
上映時間:165分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:2億5000万ドル
興行収入:10億8400万ドル
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