神の見捨てた街で起きた、謎に満ちた事件の真相とは!?
『カポーティ』(06)でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞をW受賞。インディペンデントから娯楽大作まで、マルチに演じ分ける天才役者として活躍するさなかの2014年2月、惜しまれながらこの世を去った名優フィリップ・シーモア・ホフマン、最期の主演作!
ストーリー:フィラデルフィア南部の労働者階級地区「ゴッズ・ポケット」。住人のジーニー(クリスティーナ・ヘンドリックス)と再婚し、荒廃したこの場所に移り住むことになったよそ者のミッキー(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、友人バードと軽犯罪に手を染めながら日々の生計をたてていた。ある日、ジーニーの連れ子で問題児のレオンが、仕事先の建設現場で口論の末、同僚に撲殺される。仕事中の事故死として事件が片付けられようとするなか、真相を疑うジーニーは訪ねてきた新聞記者に調査を依頼。一方、継息子の葬式費用のために仲間が集めてくれた募金を競馬でスッてしまったミッキーは、金を工面するために奔走するが、やることなすことうまくいかず、とんでもない事態に陥る・・・。
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、リチャード・ジェンキンス、クリスティーナ・ヘンドリックス、ジョン・タトゥーロ、エディ・マーサン、ピーター・ゲレッティ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ドメニク・ランバルドッツィ
★★★★★ 地味におもしろい!!
フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の出演作ということで、たいして期待せずに見てみたら地味におもしろいものでした。監督か脚本家が実力者なのかと思って調べてみれば、原作がペーパーボーイの作者。なるほど。アメリカの地方や南部を舞台にした事件にまつわる人間を描いたものが、話は地味でも登場人物がどこかぶっとんでいて、じわじわくるおもしろさがあります。フォークナーとかが好きな私にはたまりません。
作品の詳細
作品名:ゴッド・タウン |
原作名:God’s Pocket |
監督:ジョン・スラッテリー |
脚本:ジョン・スラッテリー |
公開:アメリカ 2014年5月9日 |
上映時間:88分 |
制作国:アメリカ |
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