愛を追い求めた9週間半(ナインハーフ)
目隠し、四つんばい、屋外、娼婦。そして、余りにも有名な、氷を使った愛撫… 衝撃の官能プレイの数々が、いまよみがえる!!
主人公の女性がふとしたことで出会ったある一人の男から、様々なエロティックな行為を受けることによって、彼女の内側に潜む潜在的な欲求を開花させていくまでを、文字通り9週間半に渡って追ってゆく。 目隠しをして彼女の体に氷を這わせる愛撫、四つんばいにさせて彼のもとまで歩かせる、娼婦を交えてのプレイ等、官能的な性行為が話題となり、また流行ともなった、異色のエロティック・ストーリー。 エイドリアン・ライン監督独特の、天然光を効果的に採り入れた陰影豊かな映像が美しく、ヒットチューンの数々と共に、映画をスタイリッシュな傑作に仕立て上げている。
ストーリー:NYの画廊に勤めるエリザベス(キム・ベイシンガー)はバツイチのキャリアウーマン。 ある日、チャイナタウンに行った際、身なりもよくハンサムな男ジョン(ミッキー・ローク)に声をかけられ、謎めいた魅力と不思議な予感に胸をときめかせる。 しかし、初めてのデートの日に川べりの静かな家に連れ込まれ、家に入るや否や、ベッドメイクを始めるジョンに不安を感じたエリザベスは、その場を去った。 ある日、ジョンからの花束が届いた。 忘れられずにいたエリザベスはジョンと再会し、2人の関係が始まった。 ジョンはエリザベスに目隠しし、彼女の身体に氷を使って愛撫する。 かつてない程のめくるめく快感と悦楽の虜となったエリザベスは、ジョンの言いなりになった。 自分の素性について多くは語らなかったジョンだが、濃密な関係を続けるうちに彼の昼間の姿も見たくなったエリザベスは、彼を追跡し、ウォール街にあるジョンのオフィスを訪れる。 そこにはホワイトシャツにダークスーツを身につけたジョンの有能な金融ブローカーの姿があった。 そして、ジョンのサディスティックな要求はさらにエスカレートしていった。 土砂降りのなか屋外での、男装、犬のように床をはいつくばらせたり、娼婦を交えたプレイをするように・・・。 一方、エリザベスもジョンの要求を悦んで受け入れることで新たな自分を見つけてゆくのだが・・・。
出演:ミッキー・ローク、キム・ベイシンガー、マーガレット・ホイットン、ドワイト・ワイスト、クリスティーン・バランスキー、カレン・ヤング
★★★★★ 憧れる1枚
9週間半のドラマです。自分が自分でない様な生活に気付きその生活にピリオドを打つ内容です。彼を好きなんだけれどこの付き合いかたに疑問を持ってしまったことを考える様になってしまった事で結果を出したのではないかと思いました。私の感想なので是非見てください。憧れます。
★★★★★ 埋もれた傑作
言葉や行為だけのエロスではなく、視覚的に官能的な作品だと思いました。ジョンの部屋でエリザベスが月の明かりだけでダンスをするシーンがとても好きなんですよね。音を消してみると尚よいです。
★★★★☆ ノスタルジー
若かりしころ、ドキドキして見たのを思い出しました。撮影の仕方なのか、照明の技法なのか、モノクロではないけど、モノクロのようななんとも言えない影像美を感じます。若い頃見た人、ノスタルジー感じると思います。
★★★★☆ 大人になってわかるせつなさ
映画公開当時は、あまりに子供で分からなかったけど、大人になった今、とても観たい映画です。都会で暮らす大人のカップルが、どんなに寄り添っても孤独で切ない・・・キム・ベイシンガーがセクシーなのに、ものすごく無邪気でもろくてかわいいです。映像の美しく官能的な場面の連続もさることながら、音楽もすてきですよ。
★★★☆☆ なんと言ってもミッキー・ローク!
映画の面白さは大したことないと思うんだが、とにかく若いミッキー・ロークのカッコ良さと男の色気がハンパない!美しい女を自分のいいように扱う男なんて普通に考えたら嫌な男なんだが、口角を少しクイッと上げた薄笑みがやたら似合うミッキー・ロークだと嫌味な男に見えず、むしろ「俺もこんな事してみてぇ〜!」と思ってしまった。とにかくミッキー・ロークのカッコ良さと色気で最後まで観せてしまう映画。
作品の詳細
作品名:ナインハーフ |
原作名:9½ Weeks |
監督:エイドリアン・ライン |
脚本:パトリシア・ノップ |
公開:アメリカ 1986年2月21日、日本 1986年4月18日 |
上映時間:117分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1700万ドル |
興行収入:1億ドル |
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