ドラマ

再会の街で

愛する者を失った時、人はどうすればいいのか

9.11で家族をなくした友へ、僕は君のために何ができるだろう・・・。

ストーリー:家族、仕事に恵まれた歯科医アラン(ドン・チードル)は、ある日、大学時代のルームメートのチャーリー(アダム・サンドラー)と偶然ニューヨークの街で再会する。学生の頃とあまりにも変貌した友人の姿に、愕然とするアラン。チャーリーは、あの“9.11″の飛行機事故で家族を亡くし、一人心を閉ざしていたのだ。アランはチャーリーの心を開こうと努力するが・・・。

出演:アダム・サンドラー、ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リヴ・タイラー、サフロン・バロウズ、ドナルド・サザーランド、テッド・ライミ、ジョン・デ・ランシー、メリンダ・ディロン、ロバート・クライン、マイク・バインダー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 言葉では上手く、、、。

傷ついて心を閉ざした友人に、諦めずに寄り添う。果たして自分が同じ立場だったらどうするか、自問自答して見ました。間違いなく、「いい加減にしろ」って、離れて行くと思いました。寄り添うということの難しさと大切さを痛感。登場する家具、バイクや行動がパズルのピースで、最後にそのピースが埋まる感覚。いい映画でした。

★★★★★ 哀しくもおかしい、パーソナルな物語。

家族を亡くしたチャーリー・ファインマンの底知れない哀しみを、つい自分や自分の家族と重ね合わせてしまい涙が止まりませんでした。押し付けがましくも、説明的でもない、自然で多面的なストーリー展開とキャスティングが良いですね。これからも見直す作品でしょう、、、。

★★★★★ 人とのコミュニケーション

アダム・サンドラーが全編にわたり悲しい目をしていたのが強く印象に残る映画でした。9・11で家族を失い、その悲しみを忘れられない男…妻や子供がいて、良い仕事をしているが、家族と向き合って話すことが苦手な男…監督が言っていたようにこの映画は人とのコミュニケーションがテーマになっています。DVD特典のドンとアダムの本当のジャム・セッションは必見です。アダムの歌声は他の映画でもよく見ますが、ドンの歌声は初めて聞きました。原題にもなっている”reign over me”はこの映画をより良くしていますね。

★★★★☆ 自分と家族ガテーマ

最愛の家族を亡くし嘆き悲しんだ結果自分という殻に閉じこもった男と家族と仕事がありながらも自分をどこかに置き去りにした男の話。見た目の精神異常と映らない精神異常がお互いを引き付け合い微かな希望へと進んでいくというストーリー。映画として街の撮り方とか演出が上手いなーと感心させられるし役者もよかったと思う。いい時間を過ごせました。

★★★☆☆ 本当に深く刺さった物語

仕事も家族もすべて幸せに満たされている男が、妻子も職も無くし人生を投げた同級生を街で見かけるところから物語が始まる。決して爽快感があるわけでもなく、決してハッピーエンドで終わるわけでもないけれど、かけがえのない「友」という存在の”特別さ加減”に染み入った、本当に深く刺さった物語でした。

作品の詳細

作品名:再会の街で
原作名:Reign Over Me
監督:マイク・バインダー
脚本:マイク・バインダー
公開:アメリカ 2007年3月23日、日本 2007年12月22日
上映時間:124分
制作国:アメリカ
製作費:2000万ドル
興行収入:2200万ドル
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