人気カメラマンのコナー・ミードが愛してやまないもの、それは1に自由、2に道楽、3に女性
ストーリー:独身主義のコナー(マシュー・マコノヒー)は電話一本で数人の女性と一度に手を切るような男だ。弟ポール(ブレッキン・メイヤー)の結婚式に出席しても、ロマンスをさげすむような言動を繰り返し、招待客をドン引きさせてしまう。せっかくの結婚式が台なしになるかと思われたそのとき、コナーの目の前にかつて捨てた女性達が生霊となって現れる。生霊達はコナーをつれて、過去、現在、未来へタイムスリップ。コナーの女性遍歴をたどる旅は笑いと発見の連続で、考えさせられることばかりだった。なぜコナーはこんなにも無神経な男になってしまったのか。心を入れかえ、真実の愛とめぐり合うことはできるのか。それとも、やっぱり、煮ても焼いても食えない男なのだろう・・・。
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー、マイケル・ダグラス、ブレッキン・メイヤー、レイシー・シャベール、ロバート・フォスター、アン・アーチャー、クリスティーナ・ミリアン
★★★★★ 笑えて泣けるラブストーリー
ラブコメは苦手だったはずなんだけど、年とともに嗜好も変わったのか、ディケンズの名作小説「クリスマス・キャロル」を下敷きにしているということと、監督のマーク・ウォーターズの名に惹かれて、観てみた。傑作や名作というものとは違う、秀作と表現すればいいのだろうか、脚本と役者たちの名演技を堪能できる作品だと感じた。この監督は伏線を張るのが実にうまい。伏線と言うのは、後になってから重要となる物語を、観ている人に自然に、あるいは印象深く感じてもらうために作る、シーンやセリフ、小道具などを最初に見せる技法のことである。この場合、ブランコと車、だろうか。作劇上の物語の流れの中で、このブランコでなければならない、この車でなければならないと、強く感じさせ、印象深くさせることに成功している。そのおかげで、実に見事に物語を収束させている。他人の色恋沙汰なんて見たくないよ、と長年思ってきたが、こうした映画らしい映画に出会うと、まだまだ良い作品はいっぱいあるのだなぁと感じる。もちろんこの作品の見どころは他にもたくさんある。小気味の良いセリフや、人物の掘り下げ方も見事だ。登場人物一人一人を大切に扱おうという姿勢も好感がもてる。他人の、しかも幼いころからの色恋沙汰なんて、勘弁してくれよってとこかもしれないが、そうした恋愛要素を取り除いても、しっかりと鑑賞に堪え得る、映画らしい映画であると思う。
★★★★☆ いいですね
マシュー・マコノヒーは、恋愛ものはうまいですね。役は写真家のプレイボーイです。なぜ好き勝手な性格になったのか?写真家になったのか?過去の探検?をします。映画を見ていて子供の頃、自分も純粋に将来の夢もってたなぁ〜と思い出しました。後半のマシュー・マコノヒーの説得力が光ります。ジェニファー・ガーナーの演技もうまいし、細かい表情がいい・・・。雪降るブランコでの2人の会話・・・遠回りしたけど・・・いいですね。
作品の詳細
作品名:ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト |
原作名:Ghosts of Girlfriends Past |
監督:マーク・ウォーターズ |
脚本:ジョン・ルーカス |
公開:アメリカ 2009年5月1日、日本 劇場未公開 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3700万ドル |
興行収入:1億200万ドル |
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