アクション

キル・ビル Vol.2

ユマ・サーマン主演によるアクションエンタテイメントの第2弾

もともと1本の映画として製作されていた 「キル・ビル」。いわば起承転結の “転結” にあたる「Vol.2」は、舞台を広大なテキサスの荒野と中国大陸、そしてメキシコへと移し、クライマックスへと怒涛の展開で加速していく。「Vol.1」で見せた日本のヤクザ映画へのオマージュに続き、「Vol.2」ではタランティーノが愛してやまないマカロニ・ウェスタンのスタイル、マジカルなカンフー・アクションが満載!

ストーリー:「毒へビ暗殺団」の女殺し屋ザ・ブライド(ユマ・サーマン)。彼女は結婚式の最中に組織の仲間からの襲撃を受け、お腹の子供を失い、瀕死の重傷を負った。それから4年、長い昏睡から奇跡的に目覚めた彼女は復讐の旅に出る。メンバー二人の暗殺を終えると、ザ・ブライドはテキサスの荒野へ。そこでは、酒浸りの日々を送るバドと、片目にアイパッチをした非情な女殺し屋エル・ドライバー(ダリル・ハンナ)が、彼女の到着を待ち受けていた・・・。

出演:ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、ゴードン・ラウ、マイケル・パークス、サミュエル・L・ジャクソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ レディー侍

少しコミカルで真剣なようなところや見ていて飽きないところなどなかなか面白く見ています。

★★★★★ 実は究極のラブストーリー?

ここでやっとBillが登場。とんでもない残虐な男には違いないのでしょうが、彼にとっては可愛がっていた弟子(自分の女?)が何故突然自分のもとから去ったのかが理解できなかったんでしょうね。それで愛が憎しみに変わる。これ以上書くとネタバレになってしまうので止めますがエンドロールの配役のところで確か 「Uma Thurman aka Mom」と出てきたような気がします。(aka =別名)これが究極のキーワード!

★★★★★ 目的を持った人間の強さ

ビルを殺すこと。この目的を達成するために、彼の刺客を殺しながら旅をする主人公。彼女を突き動かす原動力となるのは、娘を殺されたことで生まれた復讐心である。目的のためなら決して死なない。死ねない。前作では、デフォルメされたオリジナリティ溢れるアクションシーンによって霞んでしまった感のあるこのテーマがこの2作目では、はっきりと浮かび上がる。いくつものなぜ?が、観客に想像させる余地を残した形で説明される。静かな語り口によって、ユマ・サーマンの目には生きる力が宿り地図を持たない観客の道案内を心地よく受け持つ。1作目より2作目だ!!

★★★★☆ vol.1のまま行ってほしかった

vol.1 が秀逸だっただけに、2もそんな感じで一気に行くのかなと思いきや、全然違った雰囲気で本来のタランティーノっぽさが出ていました。ハンナさんとの対決は結構よかったですが、ラスボスのキャラダインさんとの対決はもっとバチバチやってほしかったな。

★★★★☆ エンディングロールがいかします!

1.2とも好きです。2は特にモノクロの画面で「グッドナイト・ムーン」をバックにユマ・サーマンが車を運転しているシーンは曲とマッチして格別にかっこいい。パイ・メイだけがとんちんかんな感じでしたが劇画風映画と割り切ればいい味だしてます。

★★★☆☆ 1、2通して観ると・・・

1と2を通して観ると、2はかなり大人しめに出来てるなぁと感じると思います。それだけ1の方がはちゃめちゃだったということもあるのですが。どうも静かに話が進んでいるように感じられますね。かなりシリアスになってガラッと雰囲気が変わるだけに、好みが1と2にハッキリ分かれるんじゃないでしょうかね。

作品の詳細

作品名:キル・ビル Vol.2
原作名:Kill Bill: Vol. 2
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
公開:アメリカ 2004年4月16日、日本 2004年4月24日
上映時間:136分
制作国:アメリカ
製作費:3000万ドル
興行収入:1億5200万ドル
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