アクション

ピンク・キャデラック

失敗ばかりの頼りない中年賞金稼ぎと標的のはずなのになぜか道連れになってしまうニセ札保持の人妻との珍道中を描いたアクション・コメディ!

ストーリー:凄腕の賞金稼ぎトム(クリント・イーストウッド)は、保釈金を踏み倒して逃亡している人妻のルー(バーナデット・ピーターズ)の追跡を依頼される。だが捕らえてみれば、彼女の夫は狂信的な白人至上主義者で恐れられる“純血団”の一員。しかも2人は組織に狙われていることが判明する。彼等の目的は、ルーが乗り逃げした“ピンクのキャデラック”だった。その車には何か重大な秘密が・・・。2人を乗せてカリフォルニアの山々を疾走するピンク・キャデラック。だが彼女の生後8ヶ月のベビーが“純血団”の人質にとられ、いま2人と組織の追いつ追われつ、必死のビッグ・チェイスが始まった!

出演:クリント・イーストウッド、バーナデット・ピーターズ、ティモシー・カーハート、ジョン・デニス・ジョンストン、マイケル・デ・バレス、ジェリー・バンマン、ジェフリー・ルイス、フランシス・フィッシャー、ジェームズ・クロムウェル、ジム・キャリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ クリントはほぼ銃を撃たない

緩いアクションコメディだが、保釈中に逃走した犯人を検察に引き渡す捜索人の主人公が対決する羽目になった相手は武装した白人至上主義者集団。山中にコンバットシューティングレンジを作ってサブマシンガンで撃ちまくっている人種差別主義者達。かなり病んでいる人たちだ。この映画の監督はイーストウッド本人ではないが彼のマルパソプロダクション製作だから、ストーリーや設定もイーストウッドが主導権を握っていると思われる。シリアスか、コメディかの違いだけで『許されざる者』とテーマは同じ暴力による支配だ。この映画でクリントが撃つのは数発だけ。『ガントレット』でもそうだったけど、『ダーティー・ハリー』以外ではクリントはほぼ銃を撃たないですね。

作品の詳細

作品名:ピンク・キャデラック
原作名:Pink Cadillac
監督:バディ・バン・ホーン
脚本:ジョン・エスコウ
公開:アメリカ 1989年5月26日、日本 1989年11月18日
上映時間:121分
制作国:アメリカ
製作費:1900万ドル
興行収入:1200万ドル
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