アクション

ペイバック

相棒と妻に裏切られて大金を持ち逃げされた男の復讐劇を描いたハードボイルド・アクション

ストーリー:しがない三流強盗のポーター(メル・ギブソン)は、相棒のヴァル(グレッグ・ヘンリー)とマフィアから 14 万ドルを奪う一世一代の大仕事に挑む。しかし彼はハメられていた。相棒はボーターの分け前7万ドルと彼の妻、そして彼の命まで奪おうとする。一命を取りとめたものの、心と体に受けた傷は深かった。そしてその傷が癒えた時、ポーターは自分の命すら顧みない冷徹非情な男として街に戻ってくる。そう、これからが彼のくペイバック・タイム〉なのだ。欠から次へと現れる、汚れた金に群がるハイエナどもと陰でうごめく闇組織に敢然と立ち向かい、ひたすら自分を裏切った者へのおとしまえと自分の分け前になるはずだった7万ドルを奪い返すことだけを目的に突き進むポーター。果たして彼の運命やいかに!?

出演:メル・ギブソン、グレッグ・ヘンリー、マリア・ベロ、デヴィッド・ペイマー、ビル・デューク、デボラ・カーラ・アンガー、ジョン・グローヴァー、ウィリアム・ディヴェイン、ルーシー・リュー、クリス・クリストファーソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ メル・ギブソンの最高傑作は?

と聞かれると、出世作となったご存じ『マッドマックス』シリーズから『フォーエバー・ヤング』『リーサル・ウェポン』『復讐捜査線』などなど数多いわけですが、一つだけ選べと言われたら、私としては何といってもこれです!ただのアクション映画は何度か見ると飽きが来るものですが、これは何度見ても飽きがこない!時間もダラダラ長くない。展開が早くコンパクトにまとまっている。脇を固める俳優陣も個性的で渋い役者ばかり。7万ドルという金額の中途半端さもリアルで丁度いい。私の好みにスポッとハマった傑作です。

★★★★★ 史上最高の一匹狼

62年に公開された悪党パーカーシリーズ1作目【悪党パーカー 人狩り】のリメイク版と言って良い作品。デカイ仕事を終え大金を手にするが親友と妻に裏切られて殺されかけ金を奪われ全てを失った男が自分の取り分の7万ドルとプライドを取り戻す為たった一人で復讐をする為次々とマフィア相手に戦いを仕掛けて行きます。その姿がホントにかっこ良くて時にはニヤっと笑える場面もあり観終わった後はいつもスカッとさせてくれます。最近では何年か振りにパーカーシリーズが復活してジェイソン・ステイサムが主演でパーカーという映画が公開されましたがこの映画には勝てません。アウトローな一匹狼が観たい人にはオススメの一作です。

★★★★★ メル・ギブソンがいい!

メル・ギブソンがはまり役ですよねえ。この作品でメル・ギブソンのファンになりました。『マッドマックス』のメル・ギブソンとかは今ひとつぴんとこなかったのですが。さて映画は、かなり原作に忠実ですが、チャイナマフィアが絡んでくるところが原作と違いコミカルと言えばコミカル、せっかくのハードボイルドのテンションを下げていると言えば下げています。映画を観て面白いと思った方は是非、リチャード・スタークの原作の方もご覧ください。映画よりもっとストイックな主人公に出会えます。

★★★★☆  クライムアクション

一時映画界からほされていたのか長らくメル・ギブソンの顔を見ることがありませんでしたが、最近キックーオーバーなどで復帰しだしましたね。うれしい限り。さて、本作ですが、まだ干される前1999年の作品。全編メルのアクションが堪能できる良作です。美人妻と相棒に裏切られた、といってもほぼ相棒だけの裏切りですが、メルが自分の取り分7万ドルを取り戻すために巨大な組織に立ち向かう様が格好よく描かれています。出演俳優たちも豪華です(組織の大ボスにクリス・クリストファーソンなど)。このころのルーシー・リューはまだ出始めなのかな。拷問シーンはちょっと目を覆いたくなるほど痛そう!

作品の詳細

作品名:ペイバック
原作名:Payback
監督:ブライアン・ヘルゲランド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
公開:アメリカ 1999年2月5日、日本 1999年5月15日
上映時間:100分
制作国:アメリカ
製作費:5000万ドル
興行収入:8100万ドル
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