シベリアからインドまで6500kmを踏破した男達の真実の物語
『いまを生きる』『トゥルーマン・ショー』『マスター・アンド・コマンダー』・・・人間を極限状態に置くことでその本質を描き続けてきたウィアー監督待望の新作!実話だからこそ持ち得る説得力と感動が胸を打つ、監督渾身の1作が誕生!
ストーリー:1940年、ソ連・スターリンの恐怖支配に巻き込まれ無実の罪で囚われたポーランド人兵士ヤヌシュ(ジム・スタージェス)は、極寒のシベリアにある矯正労働収容所へ護送された。そこはすべての生命をのみこみ凍てつかせる不毛地帯・・・。 20年の懲役という途方もない刑を言い渡されたヤヌシュは、ある猛吹雪の夜に6人の仲間と共に収容所を脱出する。雪と闇にまぎれなんとか追っ手はまいたものの、この先彼らが進まねばならない道のりは実に厳しいものだった。食糧も装備も殆どなく目指す方向も不確かな中、凍てつく森を抜け灼熱の大地をわたる6500kmの旅路。想像を絶する苦難に直面する彼らがした事はただひとつ。歩いて、歩いて、歩き続ける事だった・・・。
出演:ジム・スタージェス、エド・ハリス、シアーシャ・ローナン、コリン・ファレル、マーク・ストロング、グスタフ・スカルスガルド、アレクサンドル・ポトチェアン、セバスチャン・アーツェンドウスキ、ドラゴス・ブクル
★★★★★ 目的を貫徹する男のクソ強さ
素晴らしい作品。本には劣るが、良く出来た映画。自分のベスト映画5に入る。
★★★★★ 壮絶な
脱出記をさきに読みDVDを見ました。大自然のバックをかなり取り入れリアルな場面が多く、感動しました。
★★★★★ TY
期待どおりの内容で、役者の出来も素晴らしい。ソ連のスターリン独裁当時の強制収容所のありようなど、シベリア抑留された90才の祖父の体験と符合した感がえられた。
★★★★☆ シベリア抑留からの脱出に成功した奇跡のストーリー
シベリアで抑留者されたポーランド人が他抑留者と協力して収容所を脱出し、バイカル湖、モンゴル、ゴビ砂漠、ヒマラヤを超えてポーランドに生還するという奇跡のストーリーです。監督は「本質的にはフィクション」にはフィクションとしている様ですが、自分の身に起きた実話と主張する人物が現れたり、類似した実話があったり、いずれにせよ何かしら実話はもとにされていると理解しました。完全な装備があっても難しい難所を、囚人の装備で、強い意志と森に生活になれた主人公の知恵とリーダーシップで踏破した経緯には感動しました。ナショナルジオグラフィック協会協賛作品とのことで、途中主人公たちの通る大自然の景色の映像はとても美しいです。
★★☆☆☆ 原作を先に読んでしまうと…
原作を先に読んでしまうと・・・物凄く期待外れかも知れません。特にヒマラヤ超えの描写はあまりにも短く拍子抜けです。同じく原作を先に読んでしまった『セブンイヤーズ・イン・チベット』の方が、映画としての面白味があったと感じました。
作品の詳細
作品名:ウェイバック -脱出6500km- |
原作名:The Way Back |
監督:ピーター・ウィアー |
脚本:ピーター・ウィアー |
原作:スラヴォミール・ラウイッツ『脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち』 |
公開:アメリカ 2010年12月29日、日本 2012年9月8日 |
上映時間:133分 |
制作国:アメリカ 、アラブ首長国連邦、ポーランド |
製作費:3000万ドル |
興行収入:2000万ドル |
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