夜空に輝く人工衛星を見た少年は思った・・・「ロケットをつくろう」
ストーリー:1957年10月、ソ連は人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。ウエスト・バージニア州の炭坑町に住む高校生ホーマー(ジェイク・ギレンホール)は、スプートニクが夜空に輝く美しい軌跡に心奪われる。素直に感動したホーマーはロケット作りを決意し3人の仲間と”ロケット・ボーイズ”を結成するが、炭坑の仕事に誇りを持つ父親と対立。失敗を繰り返しながらも、教師や町の人々の応援でついにロケットの発射に成功!ところが思わぬ大事件や困難が少年達を待っていた・・・。
出演:ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、クリス・オーウェン、ローラ・ダーン、エリヤ・バスキン、ウィリアム・リー・スコット、チャド・リンドバーグ、ナタリー・キャナーデイ、クリス・エリス、スコット・トーマス
★★★★★ 涙がとまらない
なにか涙を止まらなくするサブリミナルでも仕込んであるのかと疑ってしまうぐらい、すごい量の涙です。普通の話、予測できる展開と結末、セリフさえも予測できてしまう予定調和的な内容なのに・・・やられました。
★★★★★ 『アルバート故郷に帰る』を読んだ後に観るとよりいいかも
この映画の原作者が書いた『アルバート故郷に帰る』を読み、大変面白かったのでこのDVDを買って観ました。実に面白い映画でした。『アルバート故郷に帰る』と時間は違いますが完全に繋がっています。『アルバート故郷に帰る』の主人公夫婦の子供とその友達がこの映画の主人公、ロケットボーイズ達です。アメリカっぽく、大変ドラマチックなストーリー展開ですが、ほぼ実話!という所も驚きます。どの年代の方が観ても沁みると思います。あと、オールディーズが流れてくるのもいいですね~。
★★★★★ 夢をあきらめない
小さな炭坑の町。人はみんな炭坑夫になるのが当然と考えるそんな閉鎖的な場所。ソ連の打ち上げた人工衛星をニュースで知り、空を見上げて初めて見た時から、少年は宇宙に憧れを持ちます。周囲からは、変人扱いと邪魔をされながら、友達と一緒に数々の困難を乗り越えロケット作りをします。時代を超えて普遍的なテーマを「家族愛」「友情」取り上げた事実に基づいた素晴らしい作品です。登場人物では、少年達の夢を叶えるために協力してくれる大人達が素敵です。舞台設定、大道具、小道具、ファッション、音楽、乗り物のすべてが絶妙な組み合わせです。純粋に夢を持つこと、あきらめない大切さ、夢っていいなぁって前向きになれる内容です。家族で観たい、何度でも繰り返してみ観たいそんな映画ですし、英語の学習教材としても良い作品かもしれません。
★★★★☆ 原作を読む前に
いい映画です。家族揃って感動しながら見られる数少ない良作だと思いますよ。それぞれの年代の人たちが、それぞれの人物に自分の気持ちを重ねられることでしょう。ただ、できれば原作を読む前がいいですね。そしてこれを見終わったあとに原作を読んでも、イメージは弱まるどころか、さらにはっきりとさらに感動的になっていくことは確かです。
作品の詳細
作品名:遠い空の向こうに |
原作名:October Sky |
監督:ジョー・ジョンストン |
脚本:ルイス・コリック、ホーマー・ヒッカム・Jr |
公開:アメリカ 1999年2月19日、日本 2000年2月26日 |
上映時間:108分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2500万ドル |
興行収入:3400万ドル |
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