ラブ・ロマンス

奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜

実在した伝説の奇術師フーディーニとの駆け引きに挑む

『シャーロット・グレイ』のジリアン・アームストロング監督が贈るロマンティック・サスペンス

ストーリー:偉大な奇術師フーディーニ(ガイ・ピアース)は、他界している母の“最期の言葉”を言い当てた者に高額の賞金を与えると宣言する。これを聞きつけた、いかさま霊能者のメアリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、娘のベンジー(シアーシャ・ローナン)と共謀し、“最期の言葉”をあらゆる手段を使って入手しようとする。しかし、フーディーニにはシュガーというマネージャーが付きっきりで、なかなか計画がうまくいかない。いつしか、フーディーニとの間に恋愛感情が芽生えていたメアリーは、彼への気持ちと賞金の間で揺れ動く。いよいよフーディーニの母の霊を呼ぶという段階になり、メアリーが彼を裏切れないと中断しようしたその時、娘ベンジーにフーディーニの母の霊が舞い降り、驚愕の事実が明らかになる・・・。

出演:ガイ・ピアース、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ティモシー・スポール 、シアーシャ・ローナン、ラルフ・ライアック、マルコム・シールズ、レニ・ハーパー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ シアーシャ・ローナンの存在感

奇術師の話は、面白い。エドワード・ノートン主演の幻影師アイゼンハイムも奇術と魔術の違いを表現していました。おのおの違った味わいがあって両方とも好きな映画です。ガイ・ピアースもキャサリン・ゼタ=ジョーンズも適役だと思いましたが、見終わった後、シアーシャ・ローナンのしなやかな演技と存在感が一番印象に残りました。最後まで飽きることなく、楽しめる映画で、また、時間をおいて見直してみたいと思いました。

★★★★☆ ラブストーリーとしては魅力ある作品

あらすじに「ロマンティック・サスペンス」とありますが、「ロマンティック」に重点のおかれた作品です。駆け引きの行方がどうなるのか、意外な結末とは?といった点を楽しむ作品ではありません。主人公達それぞれの愛情、優しさ、弱さをガイ・ピアースとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの2人がとてもチャーミングに演じています。駆け引き自体はありますが、それはあくまでも主人公2人の人間性を描くための設定の一部です。主人公は奇術師であるフーディーニといかさま霊能者のメアリーですが、こういった職業は「人の心理を見抜く力」と「サービス精神」が必要なのだなと実感させられ、その能力に愛情をプラスすると、嘘が素敵なギフトになることもあるのだなと思いました。人が欲しているものを与えること、与えられることの意義を考えさせられる作品です。好みはあると思いますが、私は登場人物それぞれの優しさと愛情に触れ、温かい気持ちになりました。

★★★☆☆ 平凡だけど嫌味がない

「サスペンス」ジャンルとしては明らかにパンチに欠けています。半年くらいたてば、この作品を鑑賞したことを忘れてしまうかも。。。でも私は、こういうレトロで落ち着いた雰囲気は嫌いじゃありません。奇術師として大成功をおさめながら まるで少年のような純粋な心を持ち続けるフーディーニが、うさん臭いエセ霊媒師と恋に落ちていくシーンは、なんとも微笑ましいものでした。ただし、霊媒師の娘・ベンジーのキャラクターがなければ、物語りを最後まで観るのは苦痛だったでしょう。どこをとっても平凡な映画。でも、それらの絶妙なバランスが、この作品全体を可愛く上品に まとめているような気がします。

作品の詳細

作品名:奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜
原作名:Death Defying Acts
監督:ジリアン・アームストロング
脚本:トニー・グリゾーニ
公開:オーストラリア 2008年3月13日、日本 劇場未公開
上映時間:96分
制作国:アメリカ
興行収入:800万ドル
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