ドラマ

ラブリーボーン

圧倒的な映像美で紡ぐファンタジックな感動作!

私は、スージー・サーモン、あの日、私は14歳で殺された、これは、私が天国に行ってからのお話

ストーリー:優しい両親とかわいい妹弟に囲まれ、楽しく幸せな毎日を送っていた14歳の少女、スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)。初恋の予感に胸をときめかせていたある冬の日、彼女は近所の男に無慈悲に殺されてしまう。最初は自分が死んだことにも気づかなかったスージーだが、やがて天国の入り口に辿り着く。そんな中、犯人は警察の捜査を切り抜け、平然と日常生活を送っている。一方、愛する娘を失った家族は深い悲しみに暮れていた。やがて、父親は残された家族を顧みず犯人探しに妄執し、自責の念に苛まれていた母親はそんな夫に耐えられずに、ついに家を出てしまう。バラバラになっていく家族を、ただ見守ることしかできないスージーだったが・・・。

出演:シアーシャ・ローナン、マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ、ローズ・マクアイヴァー、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ、マイケル・インペリオリ、リース・リッチー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 現実の被害者へのレクイエム

もし自分の娘がこうなったしまったら、もし被害者の魂が残っているのなら、この映画で救えるかもしれない。そういう製作者の意図がメルヘンとサスペンスと少しのコメディで描かれているような気がする。普通に見ると切なく美しく、不条理な世界観だけど、被害者へのレクイエムだとして見ると納得できます。そう考えると何度も見返したくなり、キャラクター全員が素晴らしい演技だと思えるようになった。脇役だけど、妹も彼氏も霊能力少女も、おばあちゃんも犯人もいい味です。見るたびに自己評価が高くなる貴重な映画なので、初めてホシ5つにした。

★★★★★ 好きな映画です

公開当初は映画館へ観に行ったけど、スージーのいる幽界?の世界に浮かぶ船の入ったボトルが壊れるシーンのみおぼえていて、ほかのストーリーを殆ど忘れてたので(汗)、改めて観ました。スージー役の女の子の透明感ある爽やかな存在感が素晴らしいです。この子が主役やってるだけで説得力がある。あと後半で行動力を表す妹さんもいい。個人的には、胸糞悪い役柄ではありますが、犯人役の俳優さんの怪演技力と存在感も見逃せませんでした。完全な勧善懲悪のストーリーではないので、色々と意見があるのは本当にご最もというところなのですが、現実に近い?つくりにしているのかなと思いました。そりゃスージーの霊が活躍して家族や恋人に無念の思いやメッセージを伝えて、やがて犯人逮捕につながるというストーリーがわかりやすいし期待されるところではあると思いますが、何かそんなことを超えた、深い愛の世界が悠然と横たわっているような映画です。無念の死を遂げたスージーだけど、無事霊感のある級友の身体を借りて、恋人(になるはずだった男の子)と念願のキスも果たし、自分がいなくなった後の家族や世界を見守りながらも、沢山の愛を感じながら恐らく無事成仏していったのでしょう。怨霊とならなかった彼女には、また幸せな来世が待ち受けているはず。CGも勿論のこと、とにかく美しい映画です。

★★★★☆ 見る価値あり

実際、こういう被害にあって、犠牲者となった人達への追悼とレクイエムになり得る作品だった。主人公のファーストキスへの心残りに胸が締め付けられました。これから、経験出来たであろう青春のトキメキ。胸が締め付けられる作品でした。ただリアルに怖かった。

★★★★☆ 面白かった

こんなに見入った作品は久しぶりだが、最後はあっけない。だけど、十分見応えのある作品だと思う。子のある親、親のある子は、見るべきだと思う。

★★☆☆☆ 犯罪者視点の作品??

映画のつくりはそれなりに良いけれどストーリーが納得いかない。結局犯罪者は苦しむことなく終わるのか?話は殺された被害者視点で進められているようでいながら絶えず犯人を擁護しているように感じさせる。あまりに理不尽なきがした。

作品の詳細

作品名:ラブリーボーン
原作名:The Lovely Bones
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン、フィリッパ・ボウエン
原作:アリス・シーボルド『ラブリー・ボーン』
公開:アメリカ 2010年1月15日、日本 2010年1月29日
上映時間:135分
制作国:アメリカ、イギリス、ニュージーランド
製作費:6500万ドル
興行収入:9300万ドル
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