サスペンス

ボーダータウン 報道されない殺人者

犠牲者5000人とも言われる実話に基づいた猟奇殺人に挑む衝撃サスペンス

ストーリー:シカゴの新聞社で働く女性記者のローレン(ジェニファー・ロペス)は、メキシコとアメリカの国境の街、フアレスで起きている連続女性殺害事件の取材を命じられる。そこで彼女を待ち受けていたのは、汚職にまみれた警察や政治家の支配の下、真実は闇に葬られるという社会であった・・・。そんな中、かつてのビジネスパートナーのディアスが営む新聞社だけは真実を報道しようとしていた。だが、真相究明の糸口をつかもうとする彼女たちの前に、巨大な壁が立ちはだかる・・・。

キャスト:ジェニファー・ロペス、アントニオ・バンデラス、ソニア・ブラガ、テレサ・ルイズ、ファン・ディエゴ・ボト、マーティン・シーン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★★ 真実はどこに?

アメリカとの国境の街、シウダーフアレス。ここでの殺人事件について数年前に報道を見た。埋められた多数の女性の死体。誰が、そして何のために?猟奇殺人であってもあまりにも多い死体の数。臓器目当、宗教関係他様々なうわさが飛び交ったがいまだ解決されていない。この映画は工場で働く女性が暴漢に襲われ土に埋められていたところを生還するところから始まる。シカゴの大手新聞社の記者はその事件を調べる為にメキシコに派遣される。そして地元でその事件を取材しているかつてのパートナーに協力を求め、生還した女性と共に真相に近づいていく。とにかく重い映画である。真実に基づいているだけあって見ていてつらい。事件の被害者や、国境地帯で虫けらのように扱われる人々、そして正義もなにもない無法地帯。この映画の中で「すべての人が何がおこっているか知っている。しかし誰も何か知らない」というせりふがある。この事件の真相はいまだ闇の中だが、この映画を撮るためにパートナーに潜入調査そさせ、脅迫を受け、上映禁止という目にあいながら、撮影を続けた監督の良心に敬服する。残念なのは事件そのものが人々の常識を超えたものであり、まるで作り話だが真実であることが、ラストで主人公がとった選択は非現実であった為、映画そのものの信憑性にぶれがでてしまった。映画としてまとめるにはあのラストはありだったが、ヒロインがあの選択をするというのは物理的に無理があったかもしれない。しかし骨太のいい映画だと思う。見ていて決して楽しくはない、つらい、しかしこういう現実も知っておく必要がある、そう感じる。

★★★★☆ これが実話だなんて・・

もし私がメキシコ国境ファレスで働く若い娘だったら、こんな連続殺人事件があるし、怖くて生きていけないよ。レイプされて、殺されて、犯人はいつまでも野放しなの。5000人以上の女性が被害にあっていても、警察がわざと犯人を闇に葬っているなんて、信じられない現実だった。この映画は内容が内容だから、DVD特典のインタビューで、グレゴリー・ナヴァ監督が嫌がらせを受けたと話していた。女性の象徴、白い鳩の死骸を家に置かれたり、脅迫されたり、劇場前のポスターをマシンガンで穴だらけにされたそうだ。こんな映画は、強い信念がないと作れない。自分の命もいつか狙われそうで、表現者の覚悟まで考えさせられた。

作品の詳細

作品名:ボーダータウン 報道されない殺人者
原作名:Bordertown
監督:グレゴリー・ナヴァ
脚本:グレゴリー・ナヴァ
公開:アメリカ 2006年5月18日
上映時間:100分
制作国:アメリカ
製作費:2100万ドル
興行収入:800万ドル
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