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物静かなこの隣人は一体何者! ?

無愛想で人付き合いの悪い老人がひとりで住む、古い一軒家。ドッキリを仕掛け隠し撮りをして楽しむはずが・・・

ストーリー：ひとり暮らしの孤独な老人(ジェームズ・カーン)の家に侵入し、ドッキリを仕掛けたショーン(キーア・ギルクリスト)とイーサン(ローガン・ミラー)。ドアが急に開閉する、クーラーが急稼動する、オーディオから音楽が聞こえてくる・・・等さまざまな仕掛けで老人を驚かせて、反応を楽しもうというのだ。隠し撮りカメラの映像を家のパソコンに映し出し、老人の反応を楽しもうとしたが、意外にもその反応は冷静なもので、逆に老人の常軌を逸した行動に奇妙さを感じてしまう。さらに、老人が頻繁に地下室に出入りしていることを不審に思ったふたりは、すでに亡くなっている老人の妻の死の真相が隠されているのではないかと疑いはじめる。ある日、リビングに設置したカメラを猫が倒してしまい、バレる前にカメラを回収しようと、老人が眠りにつく深夜にイーサンが再び家に侵入することに。ショーンは隠しカメラ映像を通して、寝室で老人が眠っていることを確認していた。カメラの回収が完了したイーサンは、かねてから不審に思っていた地下室を覗いてみると、そこには散乱した注射器や薬が・・・。その直後、近くに置かれたベルに誤って触れてしまい、家中に音が鳴り響いた。その音で目を覚ました老人は、狂気じみた顔で銃を持ち、地下室に下りてくる・・・。

出演：ジェームズ・カーン、ローガン・ミラー、キーア・ギルクリスト、ローラ・イネス、エドウィン・ホッジ、アン・デュデック、ベイリー・ノーブル、リリ・ラインハート、ミンディ・スターリング、ニック・ドダニ、タムリン・トミタ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　少し泣けて心に染みる映画

老人の孤独感などが理解できるほど、自分が年を取ったことを実感する映画でした！若い頃に見たら、クソ映画だったかもだけど年を取った今の自分が見ると、やるせない気分になりますね。サスペンスってことで、パッケージの画像から勝手に怖いのかなと期待してみたけど、そういえばサスペンスって、幅広いんだよなーと・・・。少し泣けて、心に染みるような映画を見たい人にお勧めします。

★★★★★　途中の不可解な描写の真相が最後にわかる

サイコスリラー作品かなと思って見始めましたが、違いました。少年ふたりが仕掛けたあらゆる出来事、普通であれば不審に思うはずなのにおじいさんは警察に連絡したりすることもなく無視するか、壁をじっとみつめたり。行動が不可解でした。途中から裁判のシーンが出てくるので、この少年たちがおじいさんに殺されたりするのだろうかと予想しながら見ました。不審に思った事ひとつひとつが最後に一気にわかる作品で、おもしろかったです。サイコスリラー系やホラーやグロ作品だと思って見始めるとつまらないと思います。

★★★★☆　何ともやるせない映画です

悪質な悪戯が不幸な偶然を重ねた結果　と言う感じですね。横道にそれずに一本に通してストーリー進行させつつ、オチを絞らせないミスリードを誘うシーンを絡めて上手くラストまで繋がっていると感じました。居た堪れない感覚、身勝手な主人公への胸糞の悪さ、少し切なくなったり、温かくなったり色々な感情がわきました。上手くかみ合わせられていますね。結果として行われた事はありがちと言えばありがちな訳ですが、本作ではそこに至るまでの一風変わった(？)動機と展開の主となる悪戯の絡め方が良かったです。オチから考えられたであろう内容なので、途中の展開にインパクトの弱い所があったりしましたが全編通して充分楽しませて頂ける映画でした。鑑賞出来て良かったです。

★★★☆☆　良くも悪くもない。

悪くはない作品ですが、個人的に面白いとは言えませんでした。老人が悪者ではないということは序盤の突飛な偏見や噂の出し方からも明らかであり、このような描き方をされている人物が実は善人だったという展開はありふれていますよね。ホーム・アローンで小さな子供たちが近所のおじいさんを殺人犯だと噂して怖がるシーンがありますが、それと同じレベルの思考をいい歳の青年たちがしているのはさすがに無理があるというか、動機付けが拙いように感じました。もう少し老人に抱く疑念に根拠となり得るような肉付けがされていれば楽しめたかと思います。仕掛けをつけて監視するというコンセプトはおもしろい作品でしたが、初っ端から結論が見え透いてしまっていた点がやや残念でした。

作品の詳細