いま、飛行機に乗って女の子が星の王子さまに会いに行く
原作の権利を管理するサン・テグジュペリ・エステートが、小説『星の王子さま』のその後の物語を描くことを初めて公認した、劇場アニメーション作品
ストーリー:主人公は9歳の女の子。勉強ばかりで友だちがいない少女の日常は、引っ越し先の隣に住む、元飛行士のおじいさんに「星の王子さま」の話を聞くことから変わりはじめる。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、二人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子さまに会いたいと言っていた彼のために、飛行機に乗って、王子さまを探す旅に出た!
★★★★★ やさしい音楽とすごく素敵な物語!
作中の大人たちは皆ロボットのようです…決まった時間に目覚め、決まった時間の電車・バスに乗り、ひたすらに働く。
毎日毎日同じことの繰り返し…決められたように生きています。主人公の少女も同じです。母のスパルタ教育で勉強漬けの毎日。一日のスケジュールが決められそこには友達と遊ぶ時間もなく、部屋にはぬいぐるみの一つもありません。あるのは難しそうな本ばかり。庭で飛行機をいじっている変わったおじいさんと出会った少女は、初めて物語というものに触れます。それはおじいさんがずっと心にしまっていた「星の王子様」の物語。おじいさんは王子にもう一度会うために飛行機を修理していたのです。少年のようなおじいさんと触れ合い、少女のこころは豊かになっていきます!おじいさんと色とりどりのパラシュートをかぶったり、凧揚げをしたり!キツネ君という友達もできました!それからの笑顔は、プロローグでの作られた笑顔とはまったく別のものです^^すごくかわいい。問題は大人になることより”忘れてしまうこと”だよ。 おじいさんは教えてくれました。私はいつから忘れてたんだろ。時間も忘れて物語に没頭し、感動していた小さな頃。いまじゃ見向きもしないものを宝物のように大事にしていた頃。そんな時があったことさえも忙しさの中で忘れていました…大切なことを思い出させてくれてありがとう!素敵な冒険を経たこの少女はきっとあたたかくて素晴らしい大人になるのでしょう。
★★★★☆ 心温かくなる作品…見て損はないですよ
星の王子様は見たこと無くても、楽しめる作品になっています!!私はこの作品を見た後に『星の王子様』を読みました♪
心が温かくなりますし、大人になって忘れていた気持ちを思い出してくれる内容です!!
★★★★☆ 現実に生きるから思い出したい事
現実に生きていると、星の王子様のシンプルな考え方はたまに思い出したくなります。王子の選んだ結末には色々な解釈がありますが、それも現実社会に生きる私達への王子からの問い掛けなのでしょう。分刻みで人生設計を決められた少女と、王子の世界と現実世界をバランス良く持ったお爺さんの触れ合いがとても素敵でした。個人的には大人になった王子は個人的には見たくなかったです。
作品の詳細
作品名:リトルプリンス 星の王子さまと私 |
原作名:The Little Prince |
監督:マーク・オズボーン |
脚本:イリーナ・ブリヌル、ボブ・ペルシケッティ |
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ「星の王子さま」 |
公開:フランス 2015年7月29日、2015年11月21日 |
上映時間:110分 |
制作国:フランス、イタリア |
製作費:7700万ドル |
興行収入:6500万ドル |
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