サスペンス

アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン

実在する犯罪者がたどった転落の半生をブルース・ウィリスほかスター共演で描いた犯罪サスペンス

ストーリー:1999年カリフォルニア州クレアモント。麻薬密売人のジョニー(エミール・ハーシュ)は、仲間のジェイク(ベン・フォスター)が売買に失敗したことが原因で彼と敵対関係に陥ってしまう。そこでジョニーは見せしめのため、偶然通りかかったジェイクの弟を誘拐するが、それは、仲間・家族、FBIをも巻き込む大事件へと発展していくのだった。やがて、身動きのとれなくなったジョニーは、恐ろしい計画を立てるが・・・。

出演:エミール・ハーシュ、ジャスティン・ティンバーレイク、アントン・イェルチン、ショーン・ハトシー、ヴィンセント・カーシーザー、オリヴィア・ワイルド、アマンダ・サイフリッド、シャロン・ストーン、ブルース・ウィリス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 実話だからこそ。

見た後の嫌悪感的なものは拭い取れませんし、キャラクターも自分が共感できるものは皆無だったと思いますが、個人的には評価します。引き返せないところまで来てしまった若者たちの暴走が生んだ悲劇、これが『実話』であったことに意味のある映画ですし、それ以上のものを望むべき作品でもないと思います。決して気晴らしなどで見る映画ではないですし、ハッピーエンディングが好きな人は見ないほうが良いと思います。ただ、エミール・ハーシュに関してはミスキャストかな?という気がしないでもないです。完全に『悪』に染まっているわけではなく、でも『善』の存在でもない複雑なキャラクターなので、タイプ的にはハマるのですが、どうしてもすんなり溶け込めない妙な違和感をずっと感じました。ただ逆に最初はヤバいかなーと思ったジャスティンが後半からぐんと良くなったのが嬉しかったです。意外と演技もいけるんですね。

★★★★☆ なかなかよかった

冒頭部はマリワナ取引やギャング?同士のいざこざでいまいち取っ付き難かったのですが、中盤からラストまでの展開は、真実味も増しなかなかよかったと思います。カット割等、見せ方を工夫されているように思いました。あと、あの証人の多さは、あまりに無謀な計画の裏付けだったのではないでしょうか。個人的にはキャストがなかなか個性的でいいと思いました。ベン・フォスターのサイコっぷりやジャスティン・ティンバーレイクの優しいお兄さんぶりはいい感じです。誘拐とは思えなくエンジョイしてる少年も無邪気な感じでいいですね!!ブルース・ウィリスはほんのちょい役でしたね。ドラッグありセックスあり殺人ありとアンダーグラウンドな映画です。セクシー女優には目を奪われてしまいましたが..・・・。

★★★☆☆ 実在の最年少重要指名犯物語

「史上最年少でFBI最重要指名犯となった麻薬ディーラーが主人公」「しかも実在の犯罪をもとにしている」・・・まさにこのキャッチフレーズに惹かれた。なぜそうなったのか?主人公は観ていて退屈になるくらい、お定まりのコースを辿って意図も簡単に「悪の世界」に転がり落ちていった。所詮、「子供が起こした衝動的犯罪」だったからだろうか。自らが起こした罪の大きさに気付いた時にはもうあとに引けなかった。「練った計画」で動いてはいなかったからだ。これが致命的だった。当然、当たり前すぎる結末を迎えた。練りに練った大人の犯罪よりも幼稚な分、おもしろさに欠けていたといってよい。いくら「実在の犯罪」であっても、物足らなさが残った。ブルース・ウィリス、シャロン・ストーンという存在意義は殆どなかった。2人のネームバリューを持ってしても、内容に深みを感じられなくて、残念だった。

作品の詳細

作品名:アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン
原作名:Alpha Dog
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ニック・カサヴェテス
公開:アメリカ 2006年1月27日
上映時間:122分
制作国:アメリカ
興行収入:3200万ドル
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