悩める大人の素敵なラブ・ストーリー
もしも、人生最悪な日が”幸せなのはじまり”だったとしたら・・・?
ストーリー:体育会系女子のリサ(リース・ウィザースプーン)の人生は、ナショナル・ソフトボールチームを追い出された事からおかしくなりはじめた。リサは8歳の頃から何でも自分でこなし、ソフトボール一筋で生きてきた。しかしチームをクビになってしまい、生きる目標をなくしてしまったリサは途方にくれてしまう。気を紛らわせようと恋に走ることにしたのだが・・・。マディ(オーウェン・ウィルソン)は、ハンサムな野球選手。彼は、リサの人生で初めて「君となら家庭を持ち落ち着いてもいい」と言ってくれた男性。ジョージ(ポール・ラッド)は、優しいが会社をクビになったばかりのちょっと変わったビジネスマン。どちらもリサに首ったけで彼女と一緒にいたいと思っている。果たしてリサはマティトジョージ、どちらを選ぶのか!?
出演:リース・ウィザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジャック・ニコルソン、キャスリン・ハーン、トニー・シャルーブ、モリー・プライス、シェリー・コン、松崎悠希
★★★★★ よかった!ロマンチックコメディ☆
特に期待せずに機内で先行上映を観ました。(日本ではDVDのみ?)単なるラブコメではなく、それぞれの人生に
けっこうな問題を抱えている人々が、どうそれを笑いながらなんとか切り抜けていくか、の中に恋愛があり。というライフドラマでした。ジャック・ニコルソンはチョイとではなく、がっつり出ています。若手は中堅どころですがみんなすごく演技派で、名前を知らない人ばかりでもとても安定感あり見れます。吹き替え版は大抵の場合、意味不明のノリで
ガッカリですが、今回は日本語訳が非常にリアリティあり、もしかしたら吹き替え版のほうが面白いかも。レンタルではなく、保存して置きたくなる作品なので☆5つ。
★★★★★ 味のある映画
女性から見ても、味のある映画だと思う。キャストもすごいが中身も深い味わいがあり私は好きでした。
★★★★☆ 史上最高のプロポーズ!
これはリース・ウィザースプーンの存在なしには成功しなかったと思う。他の女優さんが演じたら思わせぶりのイヤな女になりかねないのに全く嫌味がなく誰もが惹かれてしまう魅力的なヒロインになっている。その彼女を取り巻く二人の男性の描かれ方にも新しさを感じた。ジョージ(ポール・ラッド)は、とある会社の若手幹部でモテるタイプではないけど、優しさと居心地の良さがある。マニー(オーウェン・ウィルソン)は、派手な生活を送り女性関係にもだらしないけど、どこか憎めないメジャーリーグのピッチャー。このマニーのキャラが、普通はステレオタイプに設定されて真実の愛を見つけるまでの当て馬にされがちなのに、それに陥っていないおかげで物語に厚みが増した。ジョージの優しさもいかにも!ではなく、彼女を尊重したデリカシーのある行為の積み重ねで、見ているこちらの胸も温かくしてくれる。ジョージの秘書アニーのエピソードにも比重が置かれていて、病室で受けたプロポーズのセリフは、史上最高に感動的でした。さすが『恋愛小説家』のジェームズ・L・ブルックス監督作品だけあって巷にあふれるお手軽なラブコメとは一線を画します。陳腐な邦題のせいで二の足を踏んでいる人にぜひお薦めしたいです。
★★★★☆ ゆっくりとページをめくるような
ゆっくりとページをめくって読む、小説のような、味わいのあるストーリーでした。ラブコメ!と思って観ると、違うかも。苦境に立ったとき、劇的な無謀な何かで状況を打破しようとするのではなく、日々の些細な発見だったり、誰かからの言葉だったり、行動だったり。そういうことから、少しずつ自分の方向性に気づいていく。辛い立場にいても、誰かを励ましたり、誰かのために喜んだりすることができる。ただ、黙ってGood Listener良い聞き手になることが、必要な場合もある。もう一度、自分の大切にしているものを知っていく。もし、そんな自分を愛してくれる人がいるなら、その相手と、また一歩一歩関係を積み上げていく。そんな優しい大切な明日を期待させる、ストーリーでした(^^)
作品の詳細
作品名:幸せの始まりは |
原作名:How Do You Know |
監督:ジェームズ・L・ブルックス |
脚本:ジェームズ・L・ブルックス |
公開:アメリカ 2010年12月17日、日本 2011年2月11日 |
上映時間:121分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億2000万ドル |
興行収入:4800万ドル |
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