スリラー

ミスター・ガラス

M.ナイト・シャマラン監督が『アンブレイカブル』のその後を描く、衝撃のサスペンス・スリラー。

ストーリー:“スーパーヒーロー”は実在するのか? 3人の特殊な能力を持つ男が集められ、“禁断の研究”が開始された。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、そして、非凡なIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)・・・。彼らは人間を超える存在なのか?最後に明らかになる“驚愕の結末”とは?

出演:ジェームズ・マカヴォイ、ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、アニャ・テイラー=ジョイ、サラ・ポールソン、M・ナイト・シャマラン、ルーク・カービー、シャーレイン・ウッダード、アダム・デヴィッド・トンプソン、ダイアナ・シルヴァーズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 映画の領域を超えた映画

『アンブレイカブル』、『スプリット』両方の続編となる本作ですが、『アンブレイカブル』は超人パワーを持ってしまった男が選んだ道とミスターガラスの誕生を描き、スプリットもまた超人パワーを持った男の歪んだ行方を描いた作品でした。その続編とくれば、両社の対決と想像されるのですが、そこはこの監督が一癖も二癖もある展開へと視聴者を導いていきます。単純明快なアクションヒーロー物、と思って観れば物足りないかもしれませんが、この監督はいつでも予告や宣伝からは想像できない物語を描く異色の天才ですので、当然今回も今まで見てきたヒーロー映画の常識を覆す全く違った作品となっております。好き嫌いは分かれてしまうかもしれませんが、スーパーヒーローという架空の世界の存在を限りなく現実と近づけた面白さと、シャマラン監督独特の世界、現実と紙一重だが誰にも想像出来ない世界を描いた映画が好きな方ならきっと楽しめると思います。因みに私はシャマラン監督大好きです。

★★★★★ 3部作の最終章。

前2作を見ているのといないとでは楽しみ方が違います。見ていればストーリーもよく理解できますが見ていなければ
「スーパーヒーローはいるかいないか」というテーマの通り「どっちなんだ?」という疑問を抱きながら最後まで興味深く鑑賞することができるでしょう。とにかくヒーローたちのスーパーパワーが”地味”なのです。それくらいならできそうな、でも無理だよなってほどの身体能力。ヒーローの3人は誇大妄想の精神病患者として病院に監禁され”精神科医”に”君は常人でヒーローだという妄想を抱いている”と言われ治療をさせられます。しだいに彼らもそうなのかもと自分のスーパーパワーを疑い始めます。アクションシーンはアベンジャーズやX-MENなどとは比べようもないほど地味です。それゆえ最後まで”果たしてどっちだ?”と結末を期待しながら鑑賞できる作りになっています。

★★★★★ おもしろいです(前2作品のファン限定)

前作の『アンブレイカブル』と『スプリット』のどちらか好きであればとても面白い作品だと思います。逆をいうとこの作品しか知らない、前作に興味がない人はまったく面白くないと思います。悪として描かれていたイライジャが最終的には実は正義?といった結末も熱いですね、最高です。それぞれの主人公の見届人?が世界の行く末を見守るエンディングも良かったです。さすがナイト・シャマランといった作品でした。

★★★★☆ ヒーローは身近に居る?

必要準備知識として、『スプリット』、『アンブレイカブル』の視聴は必須。『アンブレイカブル』ほどの緻密な計算さはないが、スッキリする伏線の回収、唖然とするドンデン返しはさすがシャマラン節!異常に骨折しやすい超頭脳派ヴィランのMr.ガラス、不死身で悪を感知する能力を持つダン、ビーストと呼ばれる怪物を含む24人格を持つ変人男・・・
彼ら3人が精神病院に集められ、“超人”である理由が科学検証されるシーンは理論的で説得力があり、私たちの現実世界にもフィジカル的に“超人”は存在するという可能性を感じさせてくれた。勿論、メンター、人助け、命の恩人など、その人にとっての“ヒーロー”は現実にも幾らでも居るでしょうが。この3ヒーローを結びつける運命の行方を映したクライマックスは混沌としているが、何故Mr.ガラスが本作の看板を担いでいるのか?が見事に腑に落ちて気持ちいい。不死身のダンと多重人格男の地味な格闘(ベアハグ)、Mr.ガラスの頭脳戦とドハデなCGに飽きた人には、新鮮で楽しいのかもしれないが、このラストの後はどうでも良くなってしまう感じもします。

★★★☆☆ なかなか

スプリットは個人的にいまいちでしたが、アンブレイカブルは面白かったので、期待を込めて鑑賞。正当なる続編という感じで、良くも悪くもシャマランらしい作品でなかなか楽しめました。ただ、シャマラン監督作品での面白さでいうと個人的にはアンブレイカブルやサインを越えることなく、中ぐらいといった感想。一時期の迷走?か業界のしがらみからの駄作からは脱出できたようで、ある意味安定のシャマラン作品でした。

作品の詳細

作品名:ミスター・ガラス
原作名:Glass
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
公開:アメリカ・日本 2019年1月18日
上映時間:129分
制作国:アメリカ
製作費:2000万ドル
興行収入:2億4500万ドル
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