『羊たちの沈黙』から10年。“人喰い”ハンニバル・レクターが帰ってきた
ストーリー:全米を恐怖に陥れた「バッファロー・ビル事件」の惨劇から10年・・・。刑務所から脱獄し、イタリアのフィレンツェに潜伏していたレクター博士(アンソニー・ホプキンス)から、FBI特別捜査官クラリス・スターリング(ジュリアン・ムーア)宛に1通の手紙が届く。そこには”クラリス、いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか教えたまえ”と記されていた・・・。一方、ボルチモアの大富豪メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)は、仇であるレクターの行方を追っていた。レクターとクラリスの関係を知ったメイスンは、用意周到な罠を仕掛ける。レクターとクラリスの禁断の運命が、今再び動き出す!
出演:アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン、レイ・リオッタ、フランチェスカ・ネリ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェリコ・イヴァネク、ヘイゼル・グッドマン、ファブリツィオ・ジフーニ
★★★★★ 面白い!
ちょっと目を背けたくなる場面もあるけれど、映画として、本当に面白い!アンソニー・ホプキンス、さすがですね。すごく怖いけれど、魅力的です。
★★★★★ ジュリアン・ムーアの演技に驚き!
賢く未熟なジョディ・フォスターのクラリス、賢くパワフルなジュリアン・ムーアのクラリス、甲乙つけ難いがジュリアン・ムーアに軍配が上がります。レクターと通じ合ってるのも魅力です。
★★★★★ 酷評されるような作品じやないよ
レクター物は全部観て、好きな順はレッド・ドラゴン、羊、ハンニバル、ハンニバル・ライジングです。原作も読みました。このハンニバルも、よくできていますよ。残酷すぎるとか言われてますが、原作はもっと残酷ですし、それを格調高くまとめたリドリー・スコットの手腕はさすがです。この監督はキングダム・オブ・へブンなどでも残虐なシーンにわざと美しいクラシック音楽(それも声楽)を合わせることが好きみたいですが、今作でもその手法が功を奏しているように私には思えます。すごく洗練された感じで好きですね。ジュリアン・ムーアもよかったですし、原作のラストも映画で観てみたい気もしましたが、映画のラストもある意味切なくて好きになりました。
★★★★★ ハンニバル
この作品は、ハンニバルの動いてるのが、見たいという人だけ見てもいい作品です。正直いって物語の構成は多少無理があります。でもやっぱりハンニバルは恐ろしいです。今回は羊たちの沈黙とハンニバルの恐怖の種類が違うような気がします。前回はは静の恐怖、今回は動の恐怖といったところでしょうか。みなさんも、ご存知のように静の恐怖の方が動の恐怖より恐ろしいのは事実です。それを求める人にはお勧めできない作品です。でも僕は、どうしてもレクター博士に惹かれてしまう。例え、それがみんなの期待を裏切るレクター像だったとしても。そういう人のための映画なので、前回よりつまらない、などというのはお門違い。とにかくレクター動いて~という人のための映画です。
★★★☆☆ 原作を是非
原作は素晴らしい内容だったので映画についても非常に期待していましたが、残念ながら期待を裏切られたという想いの方が強いです。レクター博士をもっと深く描いて欲しいと思いますし、最後のシーンも、もっと細かい描写が必要でしょう。原作を読まずに映画を見ている方はどこまで物語の背景を把握できるのか若干疑問です。(かといって、原作を読んだ後で見ると、失望感が生まれますが)原作を読んでいない方は、是非原作を読まれることをお奨めします。既に楽しめている方は、そうすることで、より一層楽しめることは間違いないと思います。
★★★☆☆ 何でジョディーフォスターが・・・・
友人に借りて二回ほど見ました。見たときジョディ・フォスターがいないのにがっかりでした。『レッド・ドラゴン』は購入しますが、ハンニバルはちょっと・・・ちょうど『パニック・ルーム』と出演が重なってしまったことが一番の問題だったのでしょう!やっぱり続きのものは同一人物が演技しないと面白みがないですね!
作品の詳細
作品名:ハンニバル |
原作名:Hannibal |
監督:リドリー・スコット |
脚本:デヴィッド・マメット、スティーヴン・ザイリアン |
原作:トマス・ハリス『ハンニバル』 |
公開:アメリカ 2001年2月9日、日本 2001年4月7日 |
上映時間:131分 |
制作国:アメリカ、イギリス |
製作費:8700万ドル |
興行収入:3億5100万ドル |
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