FBI vs 禁断の王国<キングダム>、タイムリミットは5日間、命がけの捜査が始まった。
1996年6月、サウジアラビアで起きたホバルタワー爆破事件をモチーフに描く、緊迫の社会はサスペンス・アクション。9.11事件の背景となるアラブ社会とアメリカとの軋轢を、鮮烈な演出で浮き彫りにする。テロリストを追い詰める執念のFBI捜査官をオスカー俳優ジェイミー・フォックス、TVドラマ『エイリアス』シリーズのジェニファー・ガーナーらが熱演する。
ストーリー:サウジアラビアの首都、リヤドの外国人居住区で突然300人以上の死傷者を出す自爆テロが発生し、FBI捜査官も命を落とす。一報を受けたFBI捜査官フルーリー(ジェイミー・フォックス)は、法医学調査官ジャネット(ジェニファー・ガーナー)ら3人のスペシャリストを伴い特別捜査チームを編成。駐米サウジ大使との交渉の末、5日間の期限付きで現地調査を許可される。現地に到着した彼らは、サウジ政府の監視などにより捜査を制限されてしまうが、サウジ過激派から逆に命を狙われ、危機に追い込まれるフルーリーたち。果たして、彼らは残されたわずかな時間の中で事件を解決することが出来るのか!?
出演:ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー、ジェイソン・ベイトマン、アシュラフ・バルフム、リチャード・ジェンキンス、フランシス・フィッシャー、ジェレミー・ピヴェン、アリ・スリマン、ダニー・ヒューストン
★★★★★ 遠方でのテーマだからこそ興味深くなる。
中東でのいざこざ事が身近にないので、ほぼ解釈の域を超えた演出が絶え間なく描かれている。宗教上の理由なのか、ただの利権争いなのかも理解し難い。宗教上に絡めたただの利権争いなのかも知れない。残虐な自爆テロ犯探しの割り出し捜査が分かりやすく演出されている。爆破演出もリアリティに再現。どうやって撮るのかカメラワークも実に興味深い。最初から最後まで息つく間もない。社会性よりドラスティックな展開が秀逸な作品。
★★★★★ 映画としてはすばらしい
この事件の背景とかアメリカの立場とか、色々と批評があるが、単に映画として見た場合、一か所もだれたところがなく、最後までストーリーが進んでいく、まれにみる職人技の映画だと思う。主人公がトム・クルーズでもマット・デイモンでもなく、黒人であることがどんな意味があるのかわからなかったが、専制国家たるサウジの一面が垣間見えたことも、中東にうとい日本人にとってある意味有意義だと感じた。
★★★★☆ 様々な要素が詰め込み感なく詰まっている
中東問題、組織への反抗、家族への愛情、憎しみの連載、様々な要素がありつつ、詰め込み感なくスムーズに話が進みます。対テロ映画にありがちな銃撃戦のオンパレードではなくて、組織との戦い、テロとの戦いと緩急あるストーリーで飽きが来ないです。正義は勝つみたいな単純な終わり方でなく考えさせるラストは印象的でした。
★★★☆☆ 序盤の期待が
序盤の派手なシーンから、FBI4人衆が乗り込むまでは期待大!しかし、その期待は徐々になくなりサスペンスでもなく、中盤から後半は銃撃戦のバトルロイヤルモード・・・。それなりにスリリングではある。制作費もかなり投入しているでしょう。でも、この時間枠でのストーリー展開は難しいのかなと思う。面白くないわけではないが、リアリティがあるわけでもない。手ブレ撮影で臨場感を出している中途半端なアクション映画といった感。
作品の詳細
作品名:キングダム/見えざる敵 |
原作名:The Kingdom |
監督:ピーター・バーグ |
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン |
公開:アメリカ 2007年9月28日、日本 2007年10月16日 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7000万ドル |
興行収入:8600万ドル |
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