スリラー

インフェルノ

唯一の手がかりは、700年前に予言されたダンテの《地獄篇:インフェルノ》に隠されていた

ストーリー:フィレンツェの病院で目覚めたラングドン教授は、謎の刺客に命を狙われる。女優シエナの助けで病院を脱出するが、彼は2日間の記憶を失っていた。「なぜ私が狙われる?」何も思い出せない彼のポケットには、1本のペンライトが。映し出されたのは、詩人ダンテの神曲《地獄篇》を模した「地獄の見取り図」とそこに刻まれた”暗号”だった。「探し、見いだせ・・・」手がかかりを探るうち、ダンテのデスマスクの持ち主で大富豪の生化学者ゾブリストの存在に辿り着く。「人類は滅亡の危機に瀕している」、と主張し人口問題の過激な解決案として”あるウィルス”による恐るべき計画を目論んでいた。徐々に記憶を取り戻すラングドンは、暗号が示す場所イスタンブールに向かうが、そこには謎解きを根底から覆す《驚愕の結末》が待ち構えていた。

出演:トム・ハンクス、フェリシティ・ジョーンズ、オマール・シー、ベン・フォスター、イルファーン・カーン、シセ・バベット・クヌッセン、アナ・ウラル、アイダ・ダーヴィッシュ、ジョン・ドナヒュー、ポール・リッター、フィリップ・アルディッティ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 実体験後の再視聴

ラングドンシリーズが好きで、インフェルノも以前に見ていましたが、先週フィレンツェに行ったことで、再視聴する事にしました。映画に出てくる建造物や芸術品など、実物を見てきたことでより作品への理解が深まる部分もあり、見たくなった時にすぐにレンタルできるアマゾンビデオに感謝です。

★★★★★ 自分の目で観よう

イマイチという評価をネットでみたが、大外れ。過去作になんら劣ることのない面白さ。様々な伏線を上手く張り巡らせ、しっかり回収する脚本はさすがと言うしかない。特に回収する場面では、「ああ、確かに!」と思わず頷いてしまいました。ラストシーンも素晴らしく、文句なしの星5です。

★★★★★ 二人のダンテと二人のベアトリーチェ、されど地獄は一つ・・・・

まさかの展開、まさかのラスト!劇場に観に行った時に思わず泣いてしまいました~゚(゚’Д`゚)゚本作は、過去の前二作の「ダ・ヴィンチ・コード」&「天使と悪魔」よりもかなりハードでダークな物語です。なんてったって殺人ウイルスですからΣ(゚д゚lll)ラングドン教授がまず2日間の記憶を失った状態で病院で目覚め、訳も分からないまま、いきなり銃攻撃を喰らう、ほどんどサスペンス!そしてラングドン教授が視るダンテの地獄の幻覚は、完全にホラーだ!これまでと違って記憶を失ったままラングドン教授は迫り来る追手たちから逃げ回りながら、それまでの自分の記憶を頼りに謎を解いていかないといけないので観ているこっちも大丈夫なの!?と、終始緊張しっぱなしだ( ̄◇ ̄;)(いろんな人が教授を追ってて、誰が敵で誰が見方なのかも分からん)物語のカギとなる、ダンテの「地獄編・煉獄編・天国編」の三部作からなる「神曲」。三部作でありながら、「地獄編」に焦点を当てているのが大きなポイント。気になってBD化を待っている間にダンテの「地獄編」を読みました。正直、先に「地獄編」を読んでから映画を観に行けば良かった~と後悔(‘・ω・`)
「地獄編」を読んでなくても十分良いけど、読んでいると物語に更に深みと重みを与える。特に印象的なのに、「彼」の言った「我々は地獄の第7の圏に堕ちつつある」という言葉がある。映画を観た時は、分からなかったけど「地獄編」を読むと「彼」がいかにダンテの「神曲」を熟知し、それでも救済という信念と覚悟の上で「地獄編」を選んだのが分かる。「彼」は自らが開発した殺人ウイルスと運命を共にする「道」を敢えて選んだのだから・・・(特に第7の圏から下は一つの圏から構造が複雑化し、それにより堕ちた亡者たちの犯した罪もまたより凶悪化・深刻化していく)物語が「神曲」の著者である「ダンテ」とダンテの永遠の恋人「ベアトリーチェ」とリンクしているのも大きな特徴。エンドロールで流れる音楽の美しくも悲しいヴァイオリンの旋律がまた泣ける~゚(゚’Д`゚)゚

★★★☆☆ 原作を読んだ人には・・・。

つまらないとは思わないが、なんかストーリーをなぞっているくらいにしか思えない、ダヴィンチコードや天使と悪魔に比べてワクワク感が無いというか、何だろな〜という感じ。

★★★☆☆ 面白いけどわかりにくい

歴史好きには相変わらず面白い作品だろうが、ダンテの神曲の予備知識が必要だったり、第4回十字軍の余裕が必要だったり若干ハードルがあがっている。かつてこの作品の連作でみせた「天使と悪魔」「ダビンチコード」のスカッとする謎解きではなく、ナショナルトレジャーのようなこじつけ的な謎解きになっているのがざんねん。どっちが善人でどっちが悪人かも、とちゅうでコロコロ入れ替わるのでわかりにくい。

★☆☆☆☆ 原作を読んで受けた衝撃が全く消えてしまった

実に残念。映画製作者は何を考えてこうしてしまったのか。これでは巷でよくある普通のアクション映画ではないか。原作には書かれていた衝撃的な結末が映画で全く消されている。この話のテーマを深く考えさせられるストーリーがすっぽり抜けている。製作者は何てひでえことしやがったんだ。こんなことしていいのかよ。原作を読んでないでこの映画を見た人の時間をとお金を無駄にさせた罪は重い。このレビューを読んで、なんだこいつ?と思った方は、ぜひ原作本を読まれることをオススメします。私が伝えたいことを分かってくれると思います。

作品の詳細

作品名:インフェルノ
原作名:Inferno
監督:ロン・ハワード
脚本:デヴィッド・コープ
原作:ダン・ブラウン『インフェルノ』
公開:イギリス 2016年10月14日、日本 2016年10月28日
上映時間:121分
制作国:アメリカ
製作費:7700万ドル
興行収入:2億2000万ドル
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