ラスト5分ですべてが変わる! 必ずもう一度観たくなる予測不可能な心理戦!
ストーリー:二ール(ジェラルド・バトラー)とアビー(マリア・ベロ)は、娘のソフィー(エマ・カーワンディ)と共に、誰もが羨むほどの幸せな家庭を築いていた。ある週末、ソフィーをベビーシッターに預け、夫婦一緒に車で家を出たが、突然車の後部座席から見知らぬ男に銃を突きつけられ二人は凍りついてしまう。実はベビーシッターは彼の仲間で、娘を人質に取ったと言う男は、娘を無事戻してほしければ言う通りに動けと、次々と二ールたちに無理難題を押し付けてきた。彼らの預金全額を引き出させたかと思えばその札束を燃やして棄て、レストランで豪華な食事を楽しませた後、金を作ってこいと命じたり・・・。謎の男の要求はエスカレートするばかりで、彼の目的が何なのか全く分からないでいた。ついに24時間一日中振り回され疲れ切った二人が最後に向かわされた先は二ールの上司カール(ピーター・ケレハン)の別荘だった。そこで最後の要求をつきつけた男が、衝撃の事実を明らかにする・・・。
出演:ピアース・ブロスナン、ジェラルド・バトラー、マリア・ベロ、エマ・カーワンディ、クローデット・ミンク、ニコラス・リー、ピーター・ケレハン、デジリー・ズロウスキー、サマンサ・フェリス、カラム・キース・レニー、ダスティン・ミリガン
★★★★☆ 子供を持った普通の親が楽しめる映画です
平凡なテーマをこれほどサスペンス溢れた感じで描いた作品というのはそう多くないでしょう。突然の暴漢の出現がもたらす不幸の数々・・・最初から画面に吸い込まれるように見てしまいます。この映画の面白さは、まず子持ちの夫婦生活者でないとわからないか、わかりにくいはずです。子供が誘拐されるという恐怖感は底知れぬものであり、実際に子供を持っている場合、この映画の主人公達と同じ感情を抱くようになります。しかし、これは単純な子供誘拐をテーマにした映画ではありません。ある意味ではもっと単純で、どこにでもある平凡な出来事がテーマになっており、とにかく、幼児をもった普通の親が見ると、十分過ぎるほど楽しめます。独身者や子供がいない方々が見たら、逆にあまり面白い映画とは言えないでしょうし、人によっては非常につまらない作品かもしれません。映画というものは、作り方によっては、平凡なテーマでも、これほど面白くなるものだという良い見本でした。
作品の詳細
作品名:マリオネット・ゲーム |
原作名:Butterfly on a Wheel |
監督:マイク・バーカー |
脚本:ウィリアム・モリッシー |
公開:アメリカ 2007年7月21日、日本 劇場未公開 |
上映時間:95分 |
制作国:イギリス、カナダ |
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