スリラー

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチはその微笑みに、何を仕組んだのか

ダ・ヴィンチの絵画に仕組まれた、驚くべき秘密・・・。独自の解釈と想像力で、世界中に衝撃を与えたダン・ブラウンのベストセラーが、完全映画化される。<モナ・リザ>、<岩窟の聖母>、<最後の晩餐>。名画に隠された暗号の謎を追う主人公ラングドンには、ハリウッドを代表する、アカデミー賞俳優のトム・ハンクスが抜擢された。さらに、『アメリ』のオドレイ・トトゥ、『レオン』のジャン・レノなど個性的な俳優陣が脇を固め、アカデミー賞監督のロン・ハワードが監督するなど、豪華なキャスト・スタッフがこの映画のために集結した。解き明かされる歴史の真実。ダ・ヴィンチが仕掛けたミステリーに全世界が驚愕!

名画に秘められた暗号が、時代を超えて連鎖を始める。

ストーリー:閉館後のルーヴル美術館。ダ・ヴィンチの素描<ウィトルウィウス的人体図>を模して横たわる、館長の死体が発見された。死体の周りに残された、不可解な暗号。その中には、ハーバード大学教授ラングドン(トム・ハンクス)の名前が・・・。殺人の容疑者として、現場に連れてこられたラングドン。しかし、館長の孫娘で暗号解読官のソフィー(オドレイ・トトゥ)によって助け出される。べズ警部(ジャン・レノ)らフランス司法警察に追跡されながら、暗号の謎を解きはじめるふたり。でもそれは、新たな謎の始まりに過ぎなかった。ダ・ヴィンチが自らの絵画に残した、歴史を揺るがす暗号とは?そして、ふたりに託された重大な真実とは?

出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ポール・ベタニー、アルフレッド・モリーナ、ジャン・レノ、ジャン=ピエール・マリエール、ユルゲン・プロホノフ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ おもしろい

今まで、メジャーな映画しかあまりみたことがなく、それらのほとんどは泣ける、感動するなどが謳い文句の映画ばかりで、ただ泣かせたいだけで話は無理やりでおかしいし、何を伝えたいか良くわかりませんでした。しかし、原作を読まずにこの作品をみて、これはかなりおもしろいと思いました。キリスト教の歴史に対する考え方の知識が多少あったため、結構スピーディな展開なのですが、話に何とかついていけ、どんどん話に吸い込まれていきました。映画を見て、こんな好奇心をくすぐられ、おもしろい(興味深い)と思ったのは初めてです。見終わった後、他の映画にはない興奮があったことを覚えています。まだ原作を読んでいない人は、是非読まずに先に映画を見ることを勧めます。

★★★★★ 私は面白かったです!

好きか嫌いか、この映画ははっきりと分かれているようですね。私自身は楽しんで観れた映画です。劇場だと、長時間ということや難しい話が沢山出てくるということで、話についていくのに大変だと思いました。私は原作を読んでいなかったので、後に興味を持ち、上・中・下を全て購入し、映画の場面が浮かんできたりで、こちらも楽しめました。今回、DVD化ということでもちろん購入し、またじっくりと家族と一緒に観たいと思います。

★★★★★ 2重のミステリーを含んだ秀作

事実はひとつなのにも関わらず、書き手によって残される「歴史」は真実ではない、それは西洋だろうと日本だろうと似る部分がある。キリスト教徒じゃない日本人には面白くないという意見もありますが、西洋史の基礎知識があれば、この映画と小説(と元になった「レンヌ・ル・シャトーの謎」)の視点が面白いと思えるはずです。仮説の一つであっても、世界を覆った権力の成立までの不可思議さ自体がミステリー。夜のルーブル美術館のグランド・ギャラリーやフランスの教会、ロンドンのテンプル寺院、などロケ地の雰囲気も堪能できる点でも楽しめる映画でした。古代ギリシア、古代ローマ、中世キリスト教世界、ルネッサンス絵画や勿論ダヴィンチの美術に興味がある方はとても楽しめると思います。シラス役のポール・ベタニーの演技は凄かった。また、オドレィ・トトゥ、トム・ハンクスも自然で良かった。本作のポール・ベタニーのシラス役の役作りが見応えあります。小説に忠実かといえば、そうでもないですが、映画のシナリオとするならばこれはこれで許容範囲なのかという気がします。ただ、映画だけだと登場人物の背景や設定がややわかりにくいですね。その為、映画の方だと最後まで教会が背後にあるかのような感覚が残るかもしれません。ラストシーンの撮り方は雰囲気がとてもいいと思います。本編ストーリーがミステリーなだけでなく、題材としての謎、この二重性がテンポ、バランス共によく構成されている秀作だと思います。

★★☆☆☆ 展開が速過ぎます。

次から次へと事件が起こり、これが単純にアクション映画なら問題がないんですが、原作を読んでいないと登場人物の関係がが分からず、そしてよく分からない内に神がかり的な早さで主人公が謎を解き、なんだかこんな謎解きでヒロインを始め、皆がよくあれで主人公の解説に納得するな、と思っている内に終わります。銀行の支配人は結局何がしたかったのか、シラスがどうして司教にあそこまで盲目的なのか、登場人物の事を深く掘り下げていない為、トム・ハンクス以外の人物がとても薄っぺらに見え、感情移入が出来ません。恐らく原作を読んでいない人の大半が理解に苦しむ映画だと思います。「好きな俳優さんが出てるし」、「なんだか話題作だから」、という感情だけで観ると、絶対に後悔します。

作品の詳細

作品名:ダ・ヴィンチ・コード
原作名:The Da Vinci Code
監督:ロン・ハワード
脚本:ダン・ブラウン、アキヴァ・ゴールズマン
原作:ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』
公開:アメリカ 2006年5月19日、日本 2006年5月20日
上映時間:149分
制作国:アメリカ
製作費:1億2500万ドル
興行収入:7億5800万ドル
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