スリラー

ニューオーリンズ・トライアル

『ザ・ファーム / 法律事務所』 『ペリカン文書』 のジョン・グリシャム原作。豪華キャスト競演で描く、極上のリーガル・エンタテインメント

ストーリー:ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、最後には自殺した。そして、この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)を雇って、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。2年後、いよいよ裁判が始まろうとしていた。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に伝説の陪審コンサルタント、フィッチ(ジーン・ハックマン)を雇い入れる。彼は早速あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。やがて陪審員団が決定するが、その中には謎に包まれた男ニック(ジョン・キューザック)も含まれていた・・・。

出演:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、ブルース・デイヴィソン、ブルース・マッギル、ジェレミー・ピヴェン、ニック・サーシー、スタンリー・アンダーソン、クリフ・カーティス、ジェニファー・ビールス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 埋もれた超名作です。

あまり有名ではない作品ですが、キャスト、演技、ストーリー、演出のどれもが素晴らしく、見始めると一気に見てしまいます。特にダスティン・ホフマンとジーン・ハックマンがトイレで絡むシーンは、まさに名優激突という感じでこの映画を象徴するシーンだと思います。法廷ものですが重々しすぎず、テンポがいいので、法廷ものと敬遠せず、ぜひ見て見られることをおすすめします。

★★★★★ 文句の付け所のないサスペンス映画!

アメリカでは陪審員の筆跡、経歴などからその人柄を判断するコンサルタントが実際にあるようです。僕ら日本人には陪審員もそのコンサルタントも全くなじみがないものではあるが、この映画は十分に楽しめる。どうやって陪審員をコントロールしていくか、またコントロールしていることを分からせるか。頭脳的で緊迫感あふれる駆け引き。そしてそうきたか!とうならせるラストシーン。派手な銃撃戦や派手なカーチェイスなどによるごまかしのないサスペンスとして秀逸な映画。

★★★★☆ 陪審員制度を考えさせられる映画

この映画は、主人公ジョン・キューザックが陪審員となり、敵(被告側)に立ち向かうといった内容である。アメリカ社会では当たり前となっている陪審員制度をモチーフにしたスリルあるストーリーとなっており、とても面白い映画であった。ただ、今後日本にも陪審員制度の開始がまもなく始まり、陪審員の一票が有罪にするのか無罪にするのかと重い責任を背負わせられる。今回の映画を見ていると、やはり影響力のある人(陪審員)に流される傾向にあり、本当に真実が陪審員たちによって導き出されるのかが疑問に思った。この陪審員制度によって、今後この日本の裁判がどのように変わるのか?とても考えさせられる映画であった。

★★★☆☆ 名優たちの共演

ハッとさせられるほどのインパクトはありません。でも、昨今のCG満載のハリウッドに辟易させられている方には、是非お薦めしたい“ドラマ”です。言うまでもなく、この映画の真骨頂は、もはや大ベテランのダスティン・ホフマンとジーン・ハックマン、若手(?)演技派のジョン・キューザックの共演かと思います。インパクトがなくとも、逆に欠点も見つかりません。法廷ものが好きな方も、がっかりさせられることはないはずです。

★★★☆☆ 暴力性が怖い!

もっと面白い心理劇を期待したが、非常に暴力性が強く描かれ、恐ろしくなった。陪審コンサルタントは、勝つために手段を選ばない。それが陪審員の生命を脅かしても罪に問われないのか?情報戦、心理戦は非常に面白かったが、それ以上に暴力性を許している脚本に疑問を感じた。それとジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンとの火花をもう少し堪能したかった。ジョン・キューザックの曲者ぶりは期待通りだったが、意外と計画の甘さが見えて???大きなテーマ(銃規制)のエンディングの割りに「それでいいの?」「本当にそう思っているの?」とアメリカ社会の常識との乖離も強く感じた。

作品の詳細

作品名:ニューオーリンズ・トライアル
原作名:Runaway Jury
監督:ゲイリー・フレダー
脚本:ブライアン・コッペルマン
公開:アメリカ 2003年10月17日、日本 2004年1月31日
上映時間:128分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:8000万ドル
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