わずか7館での公開から、2448館に拡大!! 驚異の全米第2位と大躍進!! いよいよアカデミー賞へ!
監督は前作『サンキュー・スモーキング』のシニカルな味わいが話題になったジェイソン・ライトマン。本作ではすでにトロント国際映画祭観客賞を受賞しゴールデン・グローブ賞3部門ノミネートなど、快進撃を続けている。脚本は、本作が第一作目となるディアブロ・コデ。ローマ国際映画祭や、ナショナル・ボード・オブ・レビューなと最優秀脚本賞を総なめにしている気鋭の新人だ。愛すべきジュノをナチュラルかつリアルに演じたヱレン・ペイジ、は『ハードキャンディ』の怪演で、知られる若手実力派。すでに多くの映画祭や前出の NBRなどで最優秀新入賞を独占し、本年度のアカデミー賞主演女優賞の呼び声が高い。
世界中の人々を魅了し、家族の絆と希望があったかくハートに響く、人間ドラマの傑作が誕生!
すべてはピンクの+から始まった
ストーリー:16織の秋、それは突然防れた。ジュノ(エレン・ペイジ)は、友達以上恋人未満のポーリー(マイケル・セラ)と興味本位でした1度きりのセックスで妊婦してしまう。突然降りかかってきたという”妊娠”という大きな壁、親友のリア(オリヴィア・サールビー)に相談する。両親にどう伝える?ポーリーとの関係は?産むべきか、産まざるべきか、それとも・・・。やがて初夏、大人顔負けのクールな観察眼で、初めての“事件“を乗り越えようとするジユノ。体形が、変わるにつれ、心も成長していく彼女が導き出した答えとは?
出演:エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、JK・シモンズ、アリソン・ジャネイ、オリヴィア・サールビー
★★★★★ お勧めです
軽い気持ちで見れる、明るくて楽しい作品です。カナダで撮影されているということで、町の雰囲気もいいですし、音楽も独特でかわいいです。エレン・ペイジが演じるJunoが本当に魅力的で、彼女の家族が素晴らしくて、こんな家族っていいなあと暖かい気持ちになります。マイケル・セラもこの役にすごくあっていると思います。よくアメリカのティーネイジャーが主人公の作品、または学園ものにあるような派手な登場人物が出てくるわけでもなく、特別かっこいい男の子が出てくるわけでもありませんが、登場人物一人一人がとてもいい要素を持っていて魅力的です。何度も見たくなる作品です。
★★★★★ 大好きな映画
すごいのは、重くなりがちなテーマをライトに、でも誠実に描いている点。「10代の妊娠」が、物語内で出しゃばらず、重い気分にならずに観られます。作品全体に知性と感性、カジュアリティが感じられます。主人公、ジュノはそれを象徴するようなキャラ。オシャレな着こなし&ユーモアセンス。ナイーブさ。 生意気なのにニクめないところがカワイイですね。ボーイフレンドのブリーカーや、友人のリア、そしてパパ! 脇を固める人物も全員引き立っていています。テンポ良い会話劇が、印象的です。イラスト処理された冒頭のシーンから、ステキな映画に違いないという期待観でワクワクさせられます。(実際にその通り)けれどストーリー展開は、受け手を予想を上手に裏切ってくれる。ジュノ役のエレンペイジさん、演技が自然ですね。終盤、肝になる出来事が終わった時の凛とした表情が、心に残ります。自分自身や周りの状況の変化に揺れながら、色々な人に支えられながら一つの答えに行きつくジュノ。見終わった後、さわやかな気持ちになりました。家族、友情、恋、10代ならではのテーマが瑞々しく描かれていますね。親子や恋人同士にとどまらない普遍的な愛が、この物語にはあります。
★★★★★ エレン・ペイジのキャラが最高!J・K・シモンズもいい味出してる!
『サンキュー・スモーキング』『マイレージ、マイライフ』『ヤング≒アダルト』など、シニカルな作品に定評のあるジェイソン・ライトマン監督が、16歳で妊娠という事態に直面したヒロインをユーモア満載で描いたコメディ・ドラマ。主人公や風景がイラスト化されて街の中を歩くオープニングから心を掴まれました!フォークソング中心のサントラもGOOD。特に好きなのは冒頭の「All I want is you」。主人公ジュノの個性的でシャープなキャラクターにはなんかカリスマ性があって、自分もこういう風にドライに生きたいなぁなんて思ったり…。でも、なんか危なっかしくて、まだ未熟なところがあったり、弱さをみせたりするから応援したくなっちゃうんですよね。この役でエレン・ペイジが大好きになりました!この作品の良いところは見る世代によって感情移入するキャラクターが変わってくるところだと思います!若者だけの作品ではなく、30代の方が見れば里親に、40代の方が見ればジュノの親の気持ちになって観ることができたりと、幅広い世代で共感できて、どの役に感情移入していたとしても、最後にはさわやかな気分になれる。アカデミー賞脚本賞を受賞したのも納得です。あと、ジュノの父親を演じる名脇役J・K・シモンズが相変わらずいい味出してます。『スパイダーマン』では新聞社編集長、同じ監督の『マイレージ、マイライフ』ではリストラを宣告されるサラリーマンを演じていて、あのジョージ・クルーニーと面談をするシーンは印象深いですが、本作ではジュノを陰ながら支える父親を好演。ガミガミうるさい役のイメージが強いですが、本作ではいつも味方になってくれる寛大な父親役が素敵でした。J・K・シモンズといえば、名門音楽学校に入学したドラマーと伝説の鬼教師を描いた『セッション』(2015年4月公開)という作品で、鬼教師を演じて2015年アカデミー賞助演男優賞にノミネートされていますね。予告編を観ただけでもJ・K・シモンズの熱が伝わってきました…。受賞を祈っています!
作品の詳細
作品名:ジュノ |
原作名:Juno |
監督:ジェイソン・ライトマン |
脚本:ディアブロ・コーディ |
公開:アメリカ 2007年12月25日、日本 2008年6月14日 |
上映時間:96分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7500万ドル |
興行収入:2億3100万ドル |
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