孤独なランナーを追いつめる鬼コーチ、国家の命令、薬物の誘惑……ローマ・オリンピックを背景に描く
ストーリー:牛乳配達をしていたイギリスの若者ハリー・ヘイズ(マイケル・クロフォード)は、走力を認められて王立チームに入団を許される。そこで出会ったコーチは、かつての英国代表マラソン選手ビル(スタンリー・ベイカー)。ビルはチェコのベテランランナー、ヴェンデック(シャルル・アズナヴール)に強烈なライバル心を燃やしていた。一度は引退したヴェンデックだが、国家の要請でレースに復帰、ロンドンでのレースでハリーに勝つ。アメリカのマラソン代表スコット・レイノルズ(ライアン・オニール)は、日本でレースに挑むが友人から渡された興奮剤を飲んで優勝するものの、心臓に影響が出て休養を余儀なくされる。オーストラリアでは、原住民の裸足の天才ランナー、サニー(アソル・コンプトン)が一躍トップランナーとなっていた。灼熱のローマ・オリンピック、マラソン・レース当日。ビルはハリーに無謀ともいえる速いペースで最初から飛び出すよう指示する。追うヴェンデック、スコット、そしてサニー。それぞれの栄光をかけたレースの行方は・・・。
出演:マイケル・クロフォード、スタンリー・ベイカー、ライアン・オニール、シャルル・アズナヴール、ジェレミー・ケンプ、ステファニー・ビーチャム、モナ・ウォッシュボーン、サム・エリオット、エレイン・テイラー、アソル・コンプトン
★★★★★ 近代オリンピック
テレビで洋画劇場が華やかなころ一度だけ見た記憶があります。国籍も環境も年齢も違うランナーたちが自らのプライドと国の威信、生きる意味を かけて勝負する姿が印象深かったです。また、後に深刻化するドーピングの問題も提起されていて興味深いです。
作品の詳細
作品名:栄光への賭け |
原作名:The Games |
監督:マイケル・ウィナー |
脚本:エリック・シーガル |
公開:1970年7月9日 |
上映時間:100分 |
制作国:イギリス |
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