ドラマ

その名にちなんで

愛する子供へ親から与えられた“名前”にまつわる涙と感動の物語

ストーリー:1974年、インド・コルカタ(カルカッタ)の学生アショケ(イルファーン・カーン)は、列車での旅の途中、親しくなった老人から“海外に出て経験を積め”とアドバイスされる。その直後、列車は転覆、アショケは手にしていたゴーゴリの『外套』が目印となり、奇跡的に救出される。3年後、アメリカの大学で工学を学んでいたアショケは、見合いのためコルコタに戻りアシマ(タッブー)と結婚すると、彼女を連れてニューヨークで新婚生活をスタートさせる。慣れないアメリカでの生活に戸惑うアシマだったが、やがて夫婦の間に元気な男の子が生まれる。ちょっとした行き違いもあって、その子の名前はゴーゴリ(カル・ペン)に決まる。しかし、ゴーゴリは成長するに従って自分の名前を嫌がるようになり、大学生になるとニキルと改名してしまう・・・。

出演:カル・ペン、タッブー、イルファーン・カーン、ズレイカ・ロビンソン、サヒラ・ナイール、ジャシンダ・バレット

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 愛の形を考えさせられる

歌って踊ってのインド映画も好きですが、この作品は静かなるインドの生活から、家族、愛、生きる道を考えさせられる映画でした。盛り上がる場面とかはないのに、見終わるとまた観たくなるような、きっと観るたびに違う何かが感じられる、そんな作品なんじゃないかと思います。素敵な作品でした。

★★★★★ 親の愛情、ありがたみを思い起こさせてくれる傑作

親っていちばん身近な存在だからこそ、その大切さになかなか気づけない。一人暮らしを始めたり、結婚したり、もしくは両親が他界してしまったり・・・。離れてみて初めてその存在の大きさ、そして自分に与えてくれた限りない愛情の大きさに気づかされる。この映画の主人公も、そんなごくごく普通の感覚を持った青年です。ただ、周りの人と違っていたのは、父親が付けてくれた名前が嫌で仕方がなかったこと。その彼の名前には父親のありったけの想いが込められていたんだけど、彼はそのことを知らない。一人暮らしをはじめて、恋人もできて、徐々に親離れしていく主人公。恋人の両親には、気に入ってもらおうと頻繁に会いに行くのに、自分の両親は二の次。そんな息子の寂しさを感じる両親の姿を見て、胸が苦しくなりました。ちょっと反省・・・。自分がどんな状態になっても、変わらず愛情を持って受け止めてくれるのは、やっぱり両親。これをみたら、必ず親孝行したくなりますよ!

★★★☆☆ 自分の名前の由来、知ってますか?

誰しもが生まれた時に親から最初のプレゼントが「名前」。家族の想いと自分の想い。家族愛、親子愛、夫婦愛、友情、そして別れ。愛がいっぱい詰まってました。

作品の詳細

作品名:その名にちなんで
原作名:The Namesake
監督:ミーラー・ナーイル
脚本:ソーニー・ターラープルワーラー
公開:アメリカ 2007年3月9日、日本 2007年12月22日
上映時間:122分
制作国:アメリカ、インド
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