ドラマ

ユー・キャン・カウント・オン・ミー

2000年のサンダンス映画祭で作品賞・脚本賞受賞。『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』は”その年最高の作品”との支持を得た。オスカーにノミネートされたローラ・リニーとマーク・ラファロが正反対の性格の姉弟役で共演。

ストーリー:サミー(ローラ・リニーは)、故郷である静かな町に住み続ける保守的な女性。それに対して弟テリー(マーク・ラファロ)はトラブルだらけで住む場所も定まらない。そんなテリーが突然サミーのもとへやって来ると彼女の生活は一変する。テリーは、8歳ながらも、少し大人びているサミーの息子ルディと心を通わせてゆくが、サミーは人生の喜びを再発見。恋人(ジョン・テニー)からプロボーズをされておきながら上司(マシュー・プロデリック)と情事にふける。そしてテリーのとんでもない行動のお陰でサミーは過去や家族の将来と向き合うことに・・・。

出演:ローラ・リニー、マシュー・プロデリック、マーク・ラファロ、ジョン・テニー、ギャビー・ホフマン、ジョシュ・ルーカス、ケネス・ロナーガン、ジョン・テニー、アダム・ルフェーヴル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ローラ最高!!!

ただ単に、ローラ・リニーが好きというだけで観ました。(美人だし、雰囲気があるから)大当たりでした!事故で両親を亡くし、弟と二人きりになった子供時代から数年後、離れてくらしていた弟と久しぶりに会えたのも、実は金の無心に来たという悲しい現実・・・姉弟間の葛藤や、弟と自分の息子の微妙な関係、上司との不倫などさまざまな問題(?)をかかえながらもたくましく生きていく、そして別れていく・・・そして前へ・・・なーんか心がジワリと温かくなった、そんな作品でした。そして、ローラはやっぱり素敵でした!!!

★★★★★ さりげなく確かな家族愛

ボロボロ泣ける、というような感動作ではないのですが、観賞後、幸せな気持ちになる一作です。常識派であろうとする生真面目な姉と、誰がなんといおうと、自由人でしかいられない弟。彼らの再会、姉の子との交流。「いかにも」なストーリー展開かと、敬遠しそうになりますが、想像するような事件は何も起きず、これといった押し付けがましい意見も出てこない、静かなストーリーです。どれだけ互いを想っていても、踏み込めない価値観がある。うまくいかない生活がある。でも、価値観がちがっても、生活を別にしていても、「you can count on me」・・・というのがテーマなんでしょうね。地味だけど、すごい映画だと感じました。どんな家族構成の方でも、現在どんな環境にあっても、きっと共感できる、普遍的な家族愛を表現するのは、簡単そうでいて、難しいことだと思います。監督、スタッフ、俳優さんたちに脱帽です。

作品の詳細

作品名・ユー・キャン・カウント・オン・ミー
原作名:You Can Count On Me
監督:ケネス・ロナーガン
脚本:ケネス・ロナーガン
公開:アメリカ:2000年11月17日
上映時間:111分
制作国:アメリカ
製作費:120万ドル
興行収入:1100万ドル
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