母になれなかった悲しい女の復讐計画
全米、そして日本中を震撼させたサスペンス・スリラーの傑作!
ストーリー:第2子出産が間近のクレア(アナベラ・シオラ)から猥褻な行為をしたと訴えられた産婦人科医が自殺。残された医師の妻ペイトン(レベッカ・デモーネイ)はショックで流産してしまう。夫もそして子供も、幸せな生活と全てを失ったペイトン。半年後、無事出産を終え幸福の絶頂のクレアの前に、復讐を誓ったペイトンがベビーシッターとして現れる。理想的なベビーシッターに見えたペイトンが狂気の殺意を抱いていることにクレアが気づいた時、彼女はすでにペイトンが仕掛けた恐ろしい罠にかかっていた・・・。
出演:レベッカ・デモーネイ、アナベラ・シオラ、マット・マッコイ、アーニー・ハドソン、ジュリアン・ムーア、マデリーン・ジーマ、ジョン・デ・ランシー
★★★★★ 切ないサスペンス映画
見終わった後感じたのは「切なさ」だった。デモーネイ、シオラ夫婦。どちらの立場にも共感した。まぁ犯罪は許される訳じゃないが。ラストは予想通りとは言え悲しかった。キャスト陣の自然な演技、静かな雰囲気に潜む緊張感、ただのサスペンス映画ではなく、人間ドラマとして、普通の人たちが1つの事件をきっかけに悲劇に陥っていく過程を丁寧に描きだしたカーティスハンソンの見事な演出。亡くなってしまって悲しい。夜の落ち着いた時間に観るとよりいっそう映画の雰囲気が際立つと思う。
★★★★★ 本当に怖い物
恐怖映画特有の刺激的シーンがおさえられていることで、個々人の心情が静かに察知でき、考えることができました。悪役の方の人生が結果的に奈落の底なのを見て、悪の感情にとらわれやすい人情の悲しさと、最も恐ろしい物は人情であるということを同時に感じました。カメラワークも綺麗でクレバーな映画だと思いました。
★★★★☆ どうしても時代を感じてしまうが
確か女性脚本家の作品だったと思いますが、そのせいかやたらリアルで、昔鑑賞した時サスペンスで初めて本気で戦慄したのを覚えています。レベッカ・デモーネイの演技が凄まじいんですよね。ただ今観てみると刺激の強い現在の映画に慣れてしまったせいか、当時ほどの恐怖は感じませんでした。それでもやっぱり怖いわけですが、復讐劇になるわけですが逆恨みですね。怖くて悲しい作品です。
作品の詳細
作品名:ゆりかごを揺らす手 |
原作名:The Hand That Rocks the Cradle |
監督:カーティス・ハンソン |
脚本:アマンダ・シルヴァー |
公開:アメリカ:1992年1月10日、日本:1992年4月11日 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1100万ドル |
興行収入:8800万ドル |
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