ドラマ

グラン・トリノ

男の人生は、最後で決まる

ストーリー:妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト(クリント・イーストウッド)。人に心を許さず、無礼な若者たちを罵り、自宅の芝生に一歩でも侵入されれば、ライフルを突きつける。そんな彼に、息子たちも寄り付こうとしない。学校にも行かず、仕事もなく、自分の進むべき道がわからない少年タオ(ビー・ヴァン)。彼には手本となる父親がいない。二人は隣同士だが、挨拶を交わすことすらなかった。ある日、ウォルトが何より大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>をタオが盗もうとするまでは・・・。

出演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、ブライアン・ヘイリー、ドリーマ・ウォーカー、ジョン・キャロル・リンチ、クリストファー・カーリー、ドゥア・モーア、スコット・イーストウッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ タイトルの意味

グラン・トリノは主人公の愛車。彼の遺志で贈られたグラン・トリノは彼の生きた証であり、これからを生きる若き友人への熱いエールなのだろう。

★★★★★ 間違えて見た

ドンパチやるハードボイルド系映画だと思って見たらめっちゃ泣いたわ恥ずかしい。

★★★★☆ 死んだような生、生き生きとした死

戦争を生き残り、勲章を貰った人というのは輝いて見えるものです。そしてその勲章も高価な金属で作られ、子供心に何だか格好いいと思えるものです。戦場で友人を失い、戦意の無い敵兵の顔面を撃ち抜いた本人の心情は、生と死を説く教会の神父にも分かりません。どうしても目に入るあらすじから大まかな話の流れは把握していましたが、ラストは「これもハッピーエンドだな」と納得させられるものでした。頑固で嫌われ者だと自負していたコワルスキーがあれだけ断っていた差し入れを貰ったシーンは急な人間臭さが出て好きです。

作品の詳細

作品名:グラン・トリノ
原作名:Gran Torino
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
公開:アメリカ:2008年12月12日、日本:2009年4月25日
上映時間:117分
制作国:アメリカ
製作費:3300万ドル
興行収入:2億6900万ドル
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