ストリップ劇場を舞台に、踊り子と客が繰り広げる猥雑な熱気に満ちた世界をデミ・ムーアとバート・レイノルズがコミカルに描いた作品
ストーリー:エリン・グラント(デミ・ムーア)は覚悟を決めた。娘のためなら恥も外聞も着ている服もかなぐり捨てなくちゃ。仕事をクビになったエリンが選んだ転職先は、何とストリッパー。子供の親権を取り戻すために、とにかくお金が必要だったのだ。ところが下院議員の変態おやじ(バート・レイノルズ)に目を付けられたおかげで、脅迫やら殺人事件やらに巻き込まれることに。だが、エリンを甘く見るなかれ。最後に丸裸にされているのは・・・案外この男かも。
キャスト:デミ・ムーア、バート・レイノルズ、アーマンド・アサンテ、ヴィング・レイムス、ロバート・パトリック、ルーマー・ウィリス、ポール・ギルフォイル
ストーリーより何より、デミ・ムーアのかっこいいボディに目が釘付けになってしまいました。
ストリッパーとして『色っぽい』よりは『かっこいい』というほめ言葉が似合っちゃう、鍛えられたデミのボディが惜しげもなくさらされるシーンがいっぱい!
大女優の主演映画としては、内容がチープなんだけど・・・。
どうしてこの映画に出演しようと思ったの、デミ!?
デミームーアが、実にうまく、ストリッパーの役を楽しんでいる。
女性のあこがれの職業なのだろうか?
しかし、ストーリーは、単純すぎて、おもしろくない。
映画のもつ楽しさを、十分にあらわすには、
ストーリーの緻密さがいる。
FBI職員(捜査官ではない)として働いていてそれなりにいいキャリアだったはずなのにクビ。
子持ちで途方にくれたあげく、ストリッパーとなる(そりゃ、裸が一番稼げるから)。
しかし、顧客のバート・レイノルズ等に関わった事から事件に巻き込まれていく。
サスペンスじゃなくてストリッパー(巨乳もスレンダーも)達のお色気を交えたドタバタコメディーだと思えばとても納得が行きます。
そういう作品に、デミ・ムーアがストリッパーの役だから脱ぐ、脱ぐからにはと本気で体作りをしたと。
ストリップシーンは店とレイノルズの前で二度出てきます。
レイノルズは終始お馬鹿に徹してて面白いですよ。
『ゴースト/ニューヨークの幻』でトップ女優の座に駆け上ったデミ・ムーアが一世一代の大博打を打って挑んだ末、ラズベリー賞を総ナメ…。
見事な大コケに、ブルース・ウィルスとの結婚と並び、《デミ・ムーア2大選択ミス》と嘲笑される駄作だが、役作りに鍛えに鍛え抜いた彼女のパーフェクトボディと軽快なダンスステップはプロ顔負けの腕前を誇る。
ハリキリ過ぎて筋肉ムキムキで、男っぽい体質なのは否めないものの、逞しい脚線美を含め、クオリティの高いダンサーに成りきっているのは、女優魂の賜物であろう。
しかし、肝心のサスペンス要素は駄作以下の酷さ。
何せ彼女の熱烈な信者の政治家を演ずるバート・レイノルズの変態ぶりを延々観せられるだけなんから…。
特にコインランドリーで部下に盗らせた彼女の衣類の切れ端を嗅いで悦に入る場面の気持ち悪さは、もはや笑うしかない。
作品の詳細
作品名:素顔のままで |
原作名:Striptease |
監督:アンドリュー・バーグマン |
脚本:アンドリュー・バーグマン |
公開:アメリカ 1996年6月28日、日本 1996年9月28日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5000万ドル |
興行収入:1億1300万ドル |
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