ファンタジー

ビッグ・フィッシュ

父を知ろうとしない息子が、”最後”に知った父のこと。

ストーリー:エドワードは彼が語るお伽話で有名になった人物。未来を予見する魔女のこと、一緒に旅をした巨人のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。彼が語る「人生のストーリー」に誰もが楽しく、幸せな気分になった。しかし、一人息子のウィルはそんな父の話が嫌いだった。長い間すれ違う父と子。そんなある日患っていたエドワードの容態が悪化し、実家に戻ったウィルに、残された時間があとわずかだと告げられる・・・。

出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、ヘレナ・ボナム=カーター、アリソン・ローマン、マリオン・コティヤール、ミッシー・パイル、マシュー・マッグローリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ホラ話の中にある真実

親と子の軋轢・・・作ろうとして作る人はいません。いつの間にか溝が深まってしまった、そしてそれが身に迫っている人には響くかもしれない映画です。二回目に見るときは、父親のホラ話のシーンが全て実際に彼が体験した現実の話なんだと思うと、感慨深いものがあります。僕たちだって、昔話を盛りますよね。それって聞く人を楽しませたいだと思います。聞くほうも嘘だって、わかってるけど面白いんですよね。嘘の中に現実をとらえた真実があるのを楽しめるからです。でもホラ話の中にある真実を、息子は見抜けなくなります。昔の父親がとてもナイスガイで、こんな聖者みたいな人いるわけないと思うんですが、それでもこういう人がいてくれたら、元気もらえそうだ、こういう純朴な人がいてもいい。なんて思ってしまいます。ホントにこういう人がいてほしいと思わせてくれるユアンマクレガーの笑顔はぴったりだと思います。息子は最後の最後に、父親に歩み寄り、自らホラ話を作ります。息子が語る元気な父親(車いすをギュンギュン漕ぐ)の映像と現実の病室の父親の映像が交互にながれ、ユーモアと愛情とさみしさが同時に押し寄せてくる、素晴らしいクライマックスだと思います。

★★★★★ 凄く好きな作品

映画館で見たら、あの一面の水仙のシーンとか、すごかったんだろうなって思える。スクリーンを生かせる撮影をしてるし、話事態面白いけれど、父親が母親に恋をするシーンが凄く素敵。それに名言をかなり言っている、結構考えさせられる名言を言ってて、そこにもこころ打たれます。最後のエンディングは息子が考えるんだけど、本当に素敵なファンタジーですばらしいなって思う。お父さんは、寂しい思いもなく、死ねたって思えたし、人が死んでいく話しなの悔いが残らず、綺麗ごとでなく、気分よく見終えることが素敵。ああ、映画館のスクリーンで観てみたいなあ・・・。

★★★★☆ 父と息子のほのぼのファンタジー

父の不思議な回想シーンをベースに現実と空想が交錯します。派手なCGやアクションのあるSFと違って、リアリティがある分ファンタジーとしては物足りませんが、根底に親子愛が描かれているヒューマニズムとして良作です。そういった意味で、安心して観れる大人のファンタジーだと思います。

作品の詳細

作品名:ビッグ・フィッシュ
原作名:Big Fish
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
原作:ダニエル・ウォレス『ビッグフィッシュ – 父と息子のものがたり』
公開:アメリカ 2003年12月10日、日本 2004年5月15日
上映時間:125分
制作国:アメリカ
製作費:7000万ドル
興行収入:1億2200万ドル
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