ドラマ

ランダム・ハーツ

愛するものを飛行機事故で失くした男と女、出会うはずのなかった二人が、運命によってランダム<偶然>に結びついた時、哀しみと、謎めいた真実に彩られたミステリーの幕が上がる

ストーリー:ワシントンD.C.警察の内務捜査班巡査部長ダッチ(ハリソン・フォード)は、飛行機事故で愛する妻を突然失い、深い悲しみの底に落とされると同時にそれまで全く知らなかった妻の別の一面を示す事実を突きつけられる事になる。彼女は機内で隣の席同士だった男性、チャンドラーの妻を名乗って搭乗していたのだ。さらに二人の遺品から同じ部屋の鍵が発見される。チャンドラーとは何者なのか?妻との関係は?湧き上がる疑念に突き動かされ調査を始めるダッチ。やがて彼はチャンドラーの未亡人ケイ(クリスチャン・スコット・トーマス)に接触する。再選を目指して選挙運動中の下院議員である彼女は、初め、真相究明に消極的な姿勢を見せるが・・・。それぞれの最愛の妻と夫の命を奪い、出会うはずのなかった男女を結びつけた飛行機事故は、単なる偶然か?それとも仕組まれた罠なのか?そして、運命がランダム<偶然>に結びつけたかに見えるこの出会いは、哀しみ、傷ついたふたつの魂をどこへ導こうというのだろうか?

出演:ハリソン・フォード、クリスティン・スコット・トーマス、チャールズ・S・ダットン、ボニー・ハント、デニス・ヘイスバート、シドニー・ポラック、リチャード・ジェンキンス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 大人のムービィー!

この作品の面白さがわかるようなら、かなりな大人かも。相当な経験と、自己分析ができないと男女の微妙な心の揺れが理解できないかも。

★★★★★ 微妙な大人の世界

絶望的な裏切りに直面した男女の微妙な世界。在りそうで無さそうな微妙な世界。裏切られた同士が絶望的に刹那的に結ばれる微妙な世界。淡々とした展開が不思議な味わいを見せる。静かな意外性の連続は新鮮な刺激。何とも不思議な味わいの作品。

★★★★☆ 大人の映画

夫婦の間には避けがたい「不倫」という事件があります。その時に夫または妻はどうのように考え行動したらいいのか、離婚という方法が一番手っ取り早いが、不倫した男女が事故で死んでしまった後には、残されたものはどうするのか。もちろん、一般的な回答などはないのですが、それなりにこの映画は真摯に落ち着いた画像とともに描かれていると思います。

★★★☆☆ クリスティン・スコット・トーマスが素敵でした!

突然、愛する人を失ってしまった喪失感、心に傷を負ったふたりの苦悩が伝わってきた。クリスティンは、とても素敵な女性だった。戸惑いながら魅かれてゆく姿が、リアルで好き。ハリソンは、彼女に魅かれているのか、女なら誰でもいいのか、その辺が微妙だった。互いに心の傷から立ち直った「サバイバーよ!」という結末も、さりげなくて良かったです。こういう大人の恋愛、出逢いもアリだと思う。大きな山場はないけど、心の機微を楽しめる映画だった。

作品の詳細

作品名:ランダム・ハーツ
原作名:Random Hearts
監督:シドニー・ポラック
脚本:カート・リュードック
原作:ウォーレン・アドラー
公開:アメリカ:1999年10月8日、日本:1999年12月18日
上映時間:133分
制作国:アメリカ
製作費:4300万ドル
興行収入:7400万ドル
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