ドラマ

13デイズ

世界が核戦争に最も近かった13日間とされる1962年の“キューバ・ミサイル危機”

ストーリー:1962年10月16日、偵察機の映像からキューバの基地にソ連の弾道ミサイルが運び込まれたことが確認される。ケネディ大統領(ブルース・グリーンウッド)は国家安全保障会議執行委員会、通称“エクスコム”を召集。委員が空爆を勧める中、第3次世界大戦勃発を恐れる大統領は司法長官の弟ロバート(スティーヴン・カルプ)、大統領特別補佐官の親友オドネル(ケビン・コスナー)と相談し、話し合いでの解決を模索する。だがソ連外相はあくまでミサイルの存在を否定。会談は平行線をたどってしまい・・・。

出演:ケビン・コスナー、ブルース・グリーンウッド、スティーヴン・カルプ、ディラン・ベイカー、ビル・スミトロヴィッチ、ケヴィン・コンウェイ、レン・キャリオー、チャールズ・エステン、クリストファー・ローフォード、デイキン・マシューズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 歴史に学べ

現在ロシアがウクライナ侵攻中なので、改めてこの映画を見てみた。映画なのでやや脚色されている可能性はあるが、どのようにして当時の危機を凌いだか、どれだけ戦争回避に真剣に取り組んだかが良く伝わる。それに比べ現在の米国バイデン政権は過去に経験した手法を踏襲するだけで外交交渉を行わず、結果的にウクライナ問題を悪化・長期化させている印象があり、なんらケネディ政権の遺産を引き継いでいない。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ことが大変重要な時代になってきたと思う

★★★★★ 大統領は万能で全て思い通りなわけではない

軍の暴走、マスコミへのリーク。しかし相手も同じ。タカ派の圧力を無視はできない。結局、フルシチョフはこの件での弱みを突かれ失脚する。逆に、もしかしたら、その反対もありえたのかもしれない。

★★★★☆ JFK政権内部ではこういう駆け引きがあったのか

2時間超で長いかなと思ったが、次から次へと事態が展開し、飽きなかった。アメリカの政権内部ではこういう駆け引きがあったのかと参考になった。JFKの弟ボビーがこんな重要な役割を果たしたとは知らなかった、というか、政権にいたことすら知らなかった。善良な政権vs好戦的な軍部という単純な図式が描かれる。ソ連側視点は一切ない。映画としてはそれでよいが、そもそもキューバ情勢に口出ししたアメリカ側にも責任があることも忘れてはいけない。

作品の詳細

作品名:13デイズ
原作名:Thirteen Days
監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:デヴィッド・セルフ
公開:アメリカ 2000年12月16日、日本 2001年1月12日
上映時間:145分
制作国:アメリカ
製作費:8000万ドル
興行収入:6600万ドル
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