“ペンと葉書”だけを武器に、ヒトラー政権に闘いを挑む
ストーリー:1940年6月。ナチス・ドイツの戦勝ムードに沸くベルリンで、質素に暮らす労働者階級の夫婦オットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)。ある日、夫妻のもとに最愛のひとり息子ハンスが戦死したという悲しい知らせが届く。突如、心のよりどころを失い、失意に暮れる二人だったが、やがてオットーはペンを握り、ヒトラー政権を批判するメッセージを葉書に記しはじめた。彼は、何かに取り憑かれたかのように黙々と葉書にペンを走らせる。そして、それらを街中の公共の場にそっと置いては立ち去ることを始めた。そんな夫の行動を理解した妻のアンナも、積極的に手伝うようになっていく。ささやかながらも命懸けの抵抗運動に、次第に魂が解放されていくのを感じる二人。だが、ゲシュタポ(秘密警察)による捜査の手が徐々に夫婦に迫りつつあった・・・。
出演:エマ・トンプソン、ブレンダン・グリーソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・パーシュブラント、モニーク・ショーメット、ラース・ルドルフ、カタリーナ・シュトラー、ヤコブ・マッチェンツ
★★★★★ 静かな反戦
この静かな闘いかたを見習いたいと思いました。直接的で暴力的な声を上げる方法もあるのでしょうが、こんな静かな闘い方もあるのだな、と。見終わった後、ずっと考えています。
★★★☆☆ 言論の自由がいかに大切なものであるか。
ナチ政権下のベルリンで息子が戦死した機械工が反ヒトラーのメッセージを書き込んだ葉書を市内各所に置いたレジスタンスとその死を描く。言論の自由がいかに大切なものであるか。
作品の詳細
作品名:ヒトラーへの285枚の葉書 |
原作名:Alone in Berlin |
監督:ヴァンサン・ペレーズ |
脚本:ヴァンサン・ペレーズ |
公開:ドイツ 2016年9月8日、日本 2017年7月8日 |
上映時間:103分 |
制作国:イギリス、ドイツ、フランス |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |