ラブ・ロマンス

恋人たちの予感

“男と女がセックス抜きで本当の友人関係を作れるかどうか”という永遠のテーマを、『スタンド・バイ・ミー』の名匠、ロブ・ライナー監督が自身の経験を基に、コメディ・タッチで描いたラブ・ストーリーの大傑作

ストーリー:初めてハリー(ビリー・クリスタル)どサリー(メグ・ライアン)が出会った時、2人はお互いを”なんて イヤな奴”と思った。ぞれなのに5年後、偶然再会した時、まだ相手の名前を憶えていたことに二人は少し驚いた。そして再び 5年後、ハリーとサリーがマ ハッタンで出会って美しい友情?が始まる。初対面の印象はどこかに消え去って・・・。かくして二人ははエロチックな誘惑を避けながら、お互い良い友達でいようと努力を続ける。一緒に街を散歩し、映画を観て食事をする。恋の悩みも打ち明けるがそれはいつも他人が対象。果てはお互いの親友を紹介し合うが、親友同士がくっついてスピード結婚する始末で回りから二人がいかに良いコンビかを聞かされても、一向に甘い雰囲気はやってこない。ハリーとサリーは相手がベスト・フレンドであって、セックスをしたら全てが終わってしまうと考えていたのだ。にもかかわらず、ある夜、とうとう恐れていた出来事が起こってしまう・・・。

出演:ビリー・クリスタル、メグ・ライアン、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービー、エステル・ライナー、ハーレイ・コザック、ケビン・ルーニー、ミシェル・ニカストロ、リサ・ジェーン・パースキー、スティーヴン・フォード

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ロマンチック・コメディ

当時ラブコメの女王と言われたメグ・ライアンの可愛さ爆発。かなりアドリブも交え自由に演じていたようで、開放感溢れる雰囲気の作品です。彼女をみるためのような作品で 男女の間に友情が成立するかなどというテーマはどうでも良いです。

★★★★★ 何度も繰り返し見ています

気に入った映画は何度も繰り返し見てしまうのですが、この映画は1番多く見ています。100回は見ていると思います。なのに飽きません。人によって答えが違う「男女間に友情は存在するのか」や、結婚は100人100様、という事が主題なのですが、正解を求めるでも押し付けるのでもありません。世界中に数多といるカップルの中で、この二人の場合は、という話です。が、この二人の場合がとても面白い。主張の強い主人公二人はよくぶつかりますが、その台詞がウィットに富んでいて軽妙で面白い!女性の本音、男性の本音が大げさでなく出てきます。本当によく出来たシナリオです。BGMもシーンにピッタリで、ジャズの名曲ばかりで構成されています。(この映画のCDもおススメです)ストーリー中のカップル、ストーリーの合間に出てくる老夫婦数組のインタビュー映像から、縁や出会いの不思議を感じさせられます。英語のタイトルは『When Harry Met Sally』なのですが、まさに出会い・縁の不思議のストーリです。ハリウッドハリウッドした浮世離れ感も無く、本当に何度見ても飽きない素敵な映画です。

★★★★☆ 永遠のテーマ?!

男と女の間の友情は成立するか否か?なかなか意見の分かれるところではありますが、当時まだ主役を張れるほどではなかったM・ライアンですが、あの芸達者なB・クリスタル相手にきっちり演じています。ラストシーンでのB・クリスタルのあの洒落た台詞はいまだに心に残っています。ネタバレになってしまうのでこれは観てのお楽しみ。スタンダードジャズが各場面に上手く散りばめられていているのも特徴です。H・コニックJr.のサントラ盤もジャズをこれから聴こうと思っている人にはうってつけ。私もクリスマスが近づくといまでも聴いています。知り合って12年後に出した二人の結論とは・・・。

作品の詳細

作品名:恋人たちの予感
原作名:When Harry Met Sally…
監督:ロブ・ライナー
脚本:ノーラ・エフロン
公開:アメリカ:1989年7月21日、日本:1989年12月23日
上映時間:96分
制作国:アメリカ
製作費:1600万ドル
興行収入:9200万ドル
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