ラブ・ロマンス

ユー・ガット・メール

“トム・ハンクスとメグ・ライアンが起こす化学反応(ケミストリー)は、ノーベル化学賞確実! “

ストーリー:ニューヨークで小さな本屋を営むキャスリーン(メグ・ライアン)は恋人がいるにも関わらずインターネットで知り合ったメール友達 “NY152”とのやりとりを何よりも楽しみにしている。店の近くに大手の本屋チェーンがオープンするのが少し気がかりだが、そんな悩みも“NY152” の存在が和らげてくれる。その大手チェーンを経営するジョー(トム・ハンクス)は商才はあるものの、女性に対して今一つのめりこめない性格で、彼もまた“ショップガール”というハンドルネームの女性とEメールで話をするのが今もっとも楽しい事だった。やがてジョーはキャスリーンの店で彼女に出会うが、自分のチェーン店が彼女の店にとって障害になることが判っているだけに複雑な気持ちだ。互いの立場がはっきり見えたキャスリーンとジョーは犬猿の仲になっていく・・・。

出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、グレッグ・キニア、パーカー・ポージー、ジーン・ステイプルトン、スティーヴ・ザーン、ヘザー・バーンズ、ダブニー・コールマン、ジョン・ランドルフ 、デイヴ・シャペル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 高慢と偏見、そしてメール

作中でも度々名前が出る高慢と偏見、おそらくこの二人のことを指しているのでしょう。ジョーはビジネスは戦いだと思っていて、キャスリーンの店が潰れたことも仕方のないことだと考えています。そしてキャスリーンはそうした人間は須らく最低だと考えている。いわば、相容れない二人がもし、そうじゃない二人として出会っていたら…というifの物語をメールを使って行い、次第にそのifと現実が混ざり合うとても単純で、だからこそグッとくる映画。強烈な展開やここぞという場面があるわけではなく、日常的に描かれている中でじんわりと心に残る。演技が自然で、魅力的な人物だと雰囲気から伝わる両者。動線を考えた自然なカメラワークと物語を邪魔せず気持ちを高める音楽。高い水準ですべてが揃っていて、いい映画を見た時のなんとも言えない素敵な気持ちになれます。物語は確かに出来過ぎではありますが、メールがうまく緊張感を生み出していてラストのカタルシスではわかっていても幸せな気分になれる、そしてアレコレ説明しない良さがクサさやご都合感を取り除いていて、自然と楽しめます。そしてラスト、犬の演技までいいという…。

★★★★☆ 気軽に見れるラブストーリー

二枚目半のトム・ハンクスとキュートなメグ・ライアンのゴールデンコンビによる恋の物語。対立し、惹かれ合い、すれ違う。二人のやり取りが素敵です。ラストに流れる『オーバー・ザ・レインボー』も作品に合っています。『巡り合えたら』という作品が大好きなので、そちらもお薦めです。

★★★★☆ 今見ても全く色褪せて見えないほどいい映画

メールでのやりとりなんて古いと思ってみると、それが全く裏切られるほど、2人の会話のテンポに吸い込まれてしまった、良い映画。

作品の詳細

作品名:ユー・ガット・メール
原作名:You’ve Got Mail
監督:ノーラ・エフロン
脚本:ノーラ・エフロン
原作:ミクロス・ラズロ
公開:アメリカ:1998年12月18日、日本:1999年2月11日
上映時間:119分
制作国:アメリカ
製作費:6500万ドル
興行収入:2億5000万ドル
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