恋におちて

恋におちて

実に自然なムードで展開するロマンチックな大人の純愛（不倫？）作品

ストーリー：クリスマス・イヴのニューヨークの書店で運命的な出会いをしたフランク(ロバート・デ・ニーロ)とモリー(メリル・ストリープ)。ふたりは同じ通勤列車に乗り合わせた事をきっかけに急速にお互いを意識し始め、デートを重ねる度に精神的に魅かれ合って行く。だが、それぞれには申し分のない家庭があり、いけないと思いながらも互いの感情を抑えられなくなってきた頃、双方の家族に浮気がばれてしまい・・・。

出演：ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープ、ハーヴェイ・カイテル、ジェーン・カツマレク、ジョージ・マーティン、デヴィッド・クレノン、ダイアン・ウィースト、ヴィクター・アルゴ、ウィリー・アール、ジェシー・ブラッドフォード

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　大好きです

演技派のデ・ニーロとメリル・ストリープが抑えた演技の大人のラヴストーリー。音楽も素敵ですよ。なんとも洒落た構成で、でも禁じられた世界に互いに引かれ会う切ないストーリーに胸がキュンとなります。何度みてもすばらしい。この映画、大好きです！

★★★★★　きれい。

ニューヨークの名所が随所にでてくること、本屋さんでクリスマスプレゼントの取り違えがきっかけで出会うことなど、うれしくなる場面がたくさんです。主人公の２人の心がきれいに描かれているので、観終わった後もさわやかさが残ります。いい映画です。

★★★★☆　相性。

デ・ニーロはラブストーリーをほとんどやってません。意図的に避けているのか、合う役柄がないのか。そんななかで本作は本格的ラブストーリーのジャンルです。まさしく直球。恋愛要素のある作品はかなりありますが恋一筋という作品は珍しいでしょう。相性役はメリル・ストリープ。本作はいまでは当たり前のような不倫劇。ドロドロした感じはなく、さらりと恋模様を描きます。互いに家族ある身。それでも惹かれ合い、心は固く結びついてしまいます。デ・ニーロとストリープの相性の良さがにじみ出てます。不倫ではあっても性行為はなく、キスのみ。2人の卓越した演技を見ていると撮影外でも恋におちたのでは、と錯覚します。そこはプロの役者です。しっかりと恋する2人の高校生のような高ぶりを魅せてくれます。デ・ニーロはときにユーモラス、ストリープは恋する女性の美しさを体現。相乗効果で共に自然体。ハッピーエンドを示唆するラストも素晴らしいです。ただ、吹き替えがないのが惜しいです。作品としては小品ですが見応え十分なラブストーリー。2人の相性抜群です。