FBI犯罪心理分析官が惨殺な猟奇連続殺人の真相に迫る“戦慄のサイコ・サスペンス”
ストーリー:FBIの誇る凄腕プロファイラー、テリー・マッケーレブ(クリント・イーストウッド)は、宿敵“コードキラー”を追跡中、心臓発作で倒れた。それから二年後。FBIを引退し、新しい心臓で新しい人生を歩み始めた彼の元に美しい女性が現れ、こう告げる—「妹を殺した犯人を探して欲しい。あなたが今生きているのは、妹が殺されたおかげなのだから」と。その単純に見えた殺人事件は、血も凍る戦慄への序章に過ぎなかった・・・。
出演:クリント・イーストウッド、ジェフ・ダニエルズ、アンジェリカ・ヒューストン、ワンダ・デ・ジーザス、ディラン・ウォルシュ、リック・ホフマン、グレン・モーシャワー
★★★★★ ハリウッドの重鎮クリント・イーストウッド
アクション映画ファンとしての感想です。アクションが少なく地味な映画ですが、テンポの良いストーリーに渋い作風と出来の良いサスペンスで最後まで退屈しないで見れます。冒頭の犯人追跡、中盤の銃撃戦、ラストにおける犯人との攻防は、決して大掛かりな爆発やスタント、CGなどを使った派手なアクションでは無いが緊張感があり見ごたえのあるシーンに仕上がっている。個人的にも大好きです。アクション大作でも無ければ、一級の推理物を前面に出した映画ではない。しかし、イーストウッドの存在感やテーマ曲に流れるジャズにマッチした渋く緊張感のある作風など、こんなタイプの映画が好きな人には満足できる重厚なサスペンス/アクション映画だと思います。また、イーストウッドは今時のCGや特殊映像と凝ったストーリーにとらわれず、古き良き時代のハリウッド映画を手堅く継承している数少ない一人だと思っているのは自分だけでしょうか。
★★★★☆ 数字の謎
オープニングでの数字の謎、ストーリーが進むうちにすっかり忘れていてそう言えばあの数字の謎はどうなったのかなと思っていたころそう言う回収で来たかと、うまいつなぎ方にストーリーの妙を感じた。シリアルキラーがなぜマッケーレブに執着していたのかが描かれておらず少し疑問が残るが、ただ単にマッケーレブとの駆け引きを楽しんでいたと言う事なのだろうか。しかし、さすがのイーストウッド監督と言った出来映えではなかろうか。
作品の詳細
作品名:ブラッド・ワーク | |
原作名:Blood Work | |
監督:クリント・イーストウッド | |
脚本:ブライアン・ヘルゲランド | |
原作:マイクル・コナリー『わが心臓の痛み』 | |
公開:アメリカ:2002年8月9日、日本:2002年12月7日 | |
上映時間:110分 | |
制作国:アメリカ | |
製作費:5000万ドル | |
興行収入:3100万ドル | |
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