アルフレッド・ヒッチコックが鮮烈な監督デビューを飾った傑作スリラーを 豪華実力派キャスト陣で大胆リメイク!
ストーリー:物静かでハンサムな作家マルコム(サイモン・ベイカー)は、夫との退屈な毎日に飽き飽きしていたエレン(ホープ・デイヴィス)から部屋を借りた。一方、マニング刑事(アルフレッド・モリーナ)は西ハリウッドで起きている売春婦殺人事件を追っていた。マニングが追う犯人の手口は、19世紀ロンドンの猟奇殺人犯”切り裂きジャック”と模倣していた。更に悪いことには、何年も前にマニングが捕まえた犯人が起こした連続殺人とこの事件に類似点があるところだった・・・。どこか挙動不審のマルコムは事件と関連あるのか!?
出演:アルフレッド・モリーナ、レイチェル・リー・クック、メル・ハリス、シェーン・ウェスト、フィリップ・ベイカー・ホール、レベッカ・ピジョン、ホープ・デイヴィス、サイモン・ベイカー
★★★★★ あの男は実在するのか?しないのか?
オリジナルは未見、レイチェル目当てで見たのだが・・・メチャクチャ面白かった☆。サイコのリメイクもオリジナルは未見だけど面白いし・・・サイコもこの下宿人のオリジナルも古すぎて見ようとは思わないけど、ヒッチコックの才能はすげーな、と改めて思った。ポカーンと口が開きっぱなしの95分だった(笑)レンタルも購入もオススメ。もちろん、レイチェルリークック好きにもオススメ。
★★★★☆ オリジナルを知らなくても楽しめる。
私は、オリジナルを知りませんでしたが、十分楽しめました。というより古い作品のリメイクだと思ってなめていたら、とんでもなく頭が混乱する作品でした。『サイコ』の様な一体どうなってるんだという奇妙さが全編に渡ってちりばめられていて、犯人が誰かを知りたいというよりは、何が真実なのかが理解できなくなるような作品でした。ジャックザリッパーを模倣した殺人というオーソドックスなシチュエーションを視点を変えることによって、より深みのある仕上がりになっています。役者の表情も皆、暗い感じが出ていて、この作品の奇怪さ、怖さを倍増しているように見受けられました。
★★★★☆ 80余年たって、また「リメイク」
ジョニー・デップの『フロム・ヘル(2001年)』もこれと同様、リメイクだ。個人的には、『フロム・ヘル』よりも、私は今回の作品の方が怖かったし、面白かった。多くの工夫のあとが見られたし、大いに楽しめた。なにが現実?何処が幻覚、幻聴?何が事実?特にラスト、あれからどうなる?興味深深で終わったのも良かった。この作品は、いまから80余年前1926年に、サスペンス映画の代名詞ともいえる「ヒッチコック映画」の第一作として作られた作品のリメイク。当時は白黒映画で、おまけにサイレントだったのも関わらず、現代の監督達を魅了し続けているということだ。映画人達にとっては、未だに原作の魅力は衰えないらしい。我々は、もう一度、誰かのリメイクを観る事があるかもしれない。
作品の詳細
作品名:下宿人 |
原作名:The Lodger |
監督:デイビット・オンダーチェ |
脚本:マリー・ベロック・ラウンズ |
公開:アメリカ 2009年1月23日 |
上映時間:95分 |
制作国:アメリカ |
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