ドラマ

バウンティフルへの旅

故郷に近づくにつれ、夫人は心を弾ませる。そこは紫の花の咲きあふれる豊饒の地バウンティフル!

ストーリー:キャリー・ワッツ(ジェラルディン・ペイジ)は、ヒューストンの小さなアパートで息子夫婦と暮らし
ている。 自分の年金をあてにされ、優柔不断な息子や口うるさい嫁との口論にも耐えていた。そんな日々の中、彼女の心は20年前に離れた故郷バウンティフルを懐かしむ。揺椅子に腰かけ、大好きな讃美歌を口ずさみながら、故郷を思い出すのが唯一の楽しみ。嫁との口喧嘩にいよいよ我慢ができなくなったキャリーは、息子夫婦に見つからないように家出を決行する。バスターミナルで、偶然出会った若い女性テルマ(レベッカ・デモーネイ)と心をかよわせながら、故郷バウンティフルを目指すのだが・・・。

出演:ジェラルディン・ペイジ、ジョン・ハード、レベッカ・デモーネイ、カーリン・グリン、リチャード・ブラッドフォード、ケヴィン・クーニー、ノーマン・ベネット、ハーヴェイ・ルイス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 故郷に帰るのは自分自身を理解することでもある

主人公は過去に戻って本当の自分を確かめようとしていたのだろう。冷たい嫁が自分のことを悪く言うような自分に、本当になってしまったのではないかと思った主人公は、昔の幸せだった頃の自分や温かい家族の思い出に触れるためにバウンティフルへ戻ったのだろう。嫁から悪く言われ続けて、自分がどんな人間か分からなくなってしまったのかも知れない。自分探しに近いのではないか。私も自分が何者だか、家族がどういうものだったかを確かめるために故郷に帰ったことがある。故郷に帰り、昔の自分から今の自分に至るまでの思い出を辿ると、自分がどういう人間でどういう人生を歩んできたか体感的に分かり腑に落ちる経験をした。自分で自分が理解できると、ホッと安心して優しい気持ちになるものだ。主人公はそんなふうにして本当の自分を取り戻し、嫁の頬にキスができるほど心の余裕ができたのかもしれない。主人公は最後、ガミガミうるさい嫁を包み込むような心の余裕のある一回り大きな人間になったように見えた。

作品の詳細

作品名:バウンティフルへの旅
原作名:The Trip to Bountiful
監督:ピーター・マスターソン
脚本:ホートン・フート
公開:1985年12月20日
上映時間:108分
制作国:アメリカ
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