ルビッチ・タッチと称された洒落たロマンチック・コメディの秀作
ストーリー:7人の妻と離婚を繰り返していた米国の富豪が、貧乏貴族の娘と恋をして彼女を8人目の妻に迎えるが、離婚するときは大金を払う約束をさせられる。妻の目論見どおりに事は運ぶなるのだが・・・。
出演:クローデット・コルベール、ゲイリー・クーパー、デヴィッド・ニーヴン、エドワード・エヴェレット・ホートン、エリザベス・パターソン、ハーマン・ビング
★★★★★ ルビッチ&ワイルダー最高のロマンチック・コメディ
ビリー・ワイルダーがこの映画の脚本を手がけているが、始まりのパジャマのエピソードといい、全体のテンポのよさといい、ワイルダー監督の映画にも通じるものが多いように思った。ゲーリー・クーパーが「7人の妻と結婚してきた青ひげ」を好感度たっぷりに演じ、「或る夜の出来事」のクローデット・コルベールが没落貴族の娘を演じている。今までに7度も結婚して、結婚を軽く考えていた富豪が、機智に富んだ8番目の妻によって、思い通りに操られ、イライラさせられ、結局サナトリウムにまで入ってしまうというストーリー。特に、コルベールが夫クーパーのやることなすことすべて見越して、彼を悠々と出しぬいて行く様子は最高に愉快である。
作品の詳細
| 作品名:青髭八人目の妻 |
| 原作名:Bluebeard’s Eighth Wife |
| 監督:エルンスト・ルビッチ |
| 脚本:チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー |
| 公開:1938年3月23日 |
| 上映時間:80分 |
| 制作国:アメリカ |
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