その人は招かれざる客、けれど私の愛したただ一人のひと
ストーリー:ハワイで知り合い、人種の壁を乗り越えて恋に落ちた、著名なアフリカ系医師ジョン(シドニー・ポワチエ)と白人女性ジョーイ(キャサリン・ホートン)。2人は結婚の許しを得るため、サンフランシスコにあるジョーイの実家を訪れる。ジョーイの母は、娘の婚約者がアフリカ系だと知って驚くが、次第に彼らに理解を示しだす。一方、ジョーイの父はリベラルな新聞の発行人として人種差別反対の論調を張ってきたが、いざわが娘をアフリカ系に嫁がせるとなるとその心境は複雑で・・・。
出演:スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーン、シドニー・ポワチエ、キャサリン・ホートン、セシル・ケラウェイ、ビア・リチャーズ
★★★★★ 珠玉の名作
アメリカでは、いまだに黒人などの人種差別が続いている突然、一人娘が結婚相手として黒人男性を連れてきたら、親はどう反応するかというテーマを見事に描いている。当時のアメリカはまだ今ほど開放的ではなかったし、困難を伴うということを描きたかったのだと思うが、惜しむらくは、その黒人青年が世界的に有名な研究者であったこと。その辺の普通の若者であったなら、当然反応は違ったものだろうと思う。この映画はその視点が少し欠けているが、心温まるストーリーであることは間違いない。
★★★★☆ 理想と現実は違うけど
リベラル派を自負している父も会社経営している母も、さらに男性側の父親でさえこうあるべきだということと、現実的に自分の家族に直面したときのあまりのギャップ。当事者より周囲の人達の動揺が他人事でなく考えさせるし、とてもおもしろい。
作品の詳細
| 作品名:招かれざる客 |
| 原作名:Guess Who’s Coming to Dinner |
| 監督:スタンリー・クレイマー |
| 脚本:ウィリアム・ローズ |
| 公開:アメリカ 1967年12月12日、日本 1968年4月6日 |
| 上映時間:108分 |
| 制作国:アメリカ |
| 製作費:400万ドル |
| 興行収入:5600万ドル |
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